TOCOM金 21年4月限・日中取引終値:5982円(前日日中取引終値↑94円)

・推移レンジ:高値5982円-安値5958円

15日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は大きく上昇した。原油価格の上昇に加え、追加救済策や各州での経済活動再開への期待感から前日の米主要3指数は反発。この流れから昨日大引けにかけて下落がきつかった日経平均など東京市場での主要株価指数も反発スタートを切った。ただ、米中摩擦への懸念などから失速し、一時はマイナスに転じる場面もあった。こうしたリスクオン・オフの気運が入り混じるなか、先行き不透明感が安全資産である金への需要を強め、ドル円がやや円安基調に傾く後押し要因もあるなか、東京金先物は大きく上伸した。




<YN>

情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金概況:上昇、景気後退懸念の高まりで安全資産買われる(訂正)