7日の米国市場ではNYダウが211.25ドル高の23875.89、ナスダック総合指数は125.28pt高の8979.66と大幅に上げ、シカゴ日経225先物は大阪日中比75円高の19775円としっかり。8日早朝の為替は1ドル=106円20-30銭(7日大引け時は106.28円付近)。本日の東京市場では、米ナスダック総合指数の大幅続伸を受けて昨日の流れを引き継ぐ形で電子部品など電機セクターへの買いが継続し、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>など主力銘柄の値上がりが予想される。また、新型コロナウイルス薬開発を手掛かりに富士フイルム<4901>、花王<4452>などの関連株も活発な売買が予想される。ただ、米短期金融市場で2021年からのマイナス金利導入の織り込みが始まったため、三菱UFJ<8306>など大手金融株はさえない動きを強いられよう。その他では、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された野村不HD<3231>、協和キリン<4151>、NRI<4307>、メルカリ<4385>、中外薬 <4519>、ネットワンシステムズ<7518>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:メルカリや中外薬に注目