30日の米国市場はNYダウが115.27ドル高の27186.69、ナスダック総合指数が27.12pt高の8303.98、シカゴ日経225先物が大阪日中比90円高の22930円。31日早朝の為替は1ドル=108円80-90銭(30日大引け時点は108.85銭付近)とほぼ横ばい。本日の東京市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)決定を受けた米国株高を好感し、任天堂<7974>、ソニー<6758>、ソフトバンクG<9984>などの米国株と連動性の高い大型銘柄が買いを集めそうだ。米SOX指数は小幅安で引けたが、5G関連の需要増大で2020年3月期業績予想を上方修正したアドバンテスト<6857>などを中心に関連銘柄はしっかりとした値動きが期待できよう。一方、米長期金利の低下から三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、東京海上<8766>など大手金融株は値下がりが予想される。また、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたプレステージ・インターナショナル<4290>、中外薬<4519>、牧野フライス<6135>、オムロン<6645>、富士通<6702>、アルバック<6728>、ヒロセ電機<6806>、カシオ<6952>、京セラ<6971>、HOYA<7741>、日立ハイテクノロジーズ<8036>、NTTドコモ<9437>、イーレックス<9517>、ミスミG<9962>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:中外薬やオムロンに注目