欧州市場でドル・円は112円20銭台でもみ合い。トルコ政府は経済再建の指針となる中期経済プログラムを発表した。それを受け、トルコリラ・円は18円前半まで上昇したが、さらに踏み込んだ税制改革の発表は予定されておらず、その後失望の売りが強まった。それを受けてユーロ・ドルも値を下げ、ドル・円はその影響で小幅に押し上げられている。

 17時半に発表された英国の8月小売売上高(自動車燃料含む)は予想を上回り、ポンドはドルや円に対して小幅に買われた。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円20銭から112円29銭。ユーロ・円は131円18銭から131円48銭、ユーロ・ドルは1.1686ドルから1.1709ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円はもみ合い、トルコリラは反落