本日のマザーズ先物は、米国の輸入制限に端を発した貿易摩擦の激化への警戒感からリスク回避の動きから神経質な値動きを強いられそうだ。22日のマザーズ先物は再び節目の1100.0ptを割り込み、5日線も大きく下回った。また、子会社が商標無断使用の疑いで社長らが書類送検されたミクシィ<2121>が4%近く下落するなど、個人投資家に人気の高い時価総額の大きな銘柄の下げも目立っている。こうした銘柄の値下がりが継続するなら、投資マインドの改善も期待しづらい上外部環境の先行き不透明感もあり、目先は下値を模索する動きが続きそうだ。上値メドは1090.0pt、下値メドは1070.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:貿易戦争への懸念から買い見送りムード強まる