21日のロンドン外為市場では、ドル・円は110円33銭から110円62銭で推移した。欧州株安・米株先物下落、米10年債利回り低下でドル売り・円買いが先行した後、ポンド・円の上昇に連れて戻した。

 ユーロ・ドルは1.1568ドルから1.1509ドルまで下落。イタリア議会の上院財政委員長にユーロ懐疑派が指名されたことが売りにつながった。ユーロ・円は127円91銭から127円00銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.3102ドルから1.3228ドルまで上昇。英中銀の政策金利据え置き決定で利上げ支持派が増えたことを受けて、ポンド買いが急速に強まった。ドル・スイスフランは0.9950フランから0.9980フランでもみ合った。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は110円33銭から110円62銭で推移