本日のマザーズの先物は、米国株の値上がりを映した日経平均株価の上昇を受けて、マザーズ先物にも買いが先行して始まりそうだ。トランプ米大統領は鉄鋼とアルミニウムの輸入を制限する大統領告示に署名し、カナダやメキシコが除外される内容となったうえ、適用除外国の拡大余地も残されたことから、ひとまず個人投資家にとっては買い安心感につながりそうだ。また、足元の東京市場では、直近IPO銘柄やテーマ株などにも押し目買いが入っていることから、これらの銘柄へ関心が向かいやすいとみられる。一方で、週末に控える米雇用統計の発表を前に、買い一巡後は上値の重い展開となりやすいだろう。本日の上値のめどは1200.0pt、下値のめどは1170.0ptとする。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米雇用統計が上値の重しとなりやすい