米国では長期金利の上昇でJPモルガンやゴールドマンサックスなどの金融関連企業が軒並み買われたほか、半導体関連が堅調な相場展開になっており、自律反発とは言え、センチメントを明るくさせそうだ。ただし、日経平均は買い先行も5日線に上値を抑えられる状況が意識されてくるようだと、戻り売り圧力に押される可能性もあるだろう。為替市場ではドル円が106円台で推移しており、企業業績の上振れ期待の後退につながるなか、積極的な上値追いは慎重になりやすい。買い一巡後の売り仕掛けには注意しておきたい。個別で格上げ等が観測されているところでは、ラウンドワン<4680>、東プレ<5975>、NTT<9432>、KDDI<9433>に注目。決算ではセイコー<8050>、福山通運<9075>、セイノー<9076>、光通信<9435>が注目される。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ラウンドワンや東プレに注目