大幅続伸。前日の陰線の値幅の範囲での推移となったが、5営業日ぶりに陽線を形成している。ボリンジャーバンドではバンドが拡大傾向にあるなか、-2σに上値を抑えられている。また、下降する5日線も上値抵抗として意識されている。一昨日の急落局面でつけた長い下ヒゲ形成で200日線が支持線として意識されており、この長い下ヒゲを残したまま、22000円処での値固めをみせてくるかが注目される。直近で空けたマドを埋めに行けず、一目均衡表では雲下限から下放れつつあり、下ヒゲを消してくる動きをみせてくるようだと、下へのバイアスが強まりやすい。また、週足形状では26週線を上回ってきている。週末の大引け段階で26週線を上回ってくるようだと、目先的な底打ち感が意識されよう。そうなると、マド埋めから75日線辺りを意識したリバウンドへの見方に向かわせよう。まずは26週線超えとなる。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:26週線回復で目先底意識に向かわせるか