小幅に続伸。反落して始まったが、その後は狭いレンジでのこう着が続くなか、大引けにかけてプラス圏を回復している。引き続き5日線を挟んでのこう着。ボリンジャーバンドでは+1σでの攻防となり、+1σと+2σとのレンジ推移は継続している。一目均衡表では転換線を挟んでの推移となっている。これまでと同様、シグナルに変化はなく、長期上昇トレンドの中での短期調整との見方。ただし、ボリンジャーバンドの+1σを割り込んでくるようだと、23450円辺りに位置するパラボリックのSAR値にタッチする可能性がある。MACDはシグナルとの乖離が縮小してきており、陰転シグナル発生が近づいている。出来高の5日、25日平均線とのデッドクロスが近づいているが、直近の出来高の薄いところを通過するため、5日線が切り上がってくる可能性がある。足元の陰転シグナルへの警戒がダマシになる可能性もありそうだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:陰転シグナルへの警戒がダマシになる可能性も