シカゴ先物にサヤ寄せする格好からこう着感の強い相場展開が意識されるが、昨日も日経平均はマイナス圏で推移する中で、ソニー<6758>、東エレク<8035>が堅調に推移するなど、好業績の主力銘柄への資金流入が継続している。本日も主力銘柄への海外勢によるインデックス買いが意識されるほか、決算を手掛かりとした物色が強まろう。日経平均は高値圏でのこう着のなか、節目の23000円乗せが意識される。

その他、足元で売り買いが交錯しているソフトバンクG<9984>だが、ADRでも小安く推移している。指数インパクトの大きい銘柄であり、日経平均の重しになる可能性がありそうだ。ただし、米国ではエヌビディアの決算が予定されている。決算への思惑からショートカバーなども入りやすいだろう。その他、トヨタ<7203>、ファナック<6954>、任天堂<7974>、デンソー<6902>、ファーストリテ<9983>、コマツ<6301>、オリンパス<7733>が底堅い展開か。個別に材料があるところでは、三菱商事<8058>、アドバンテスト<6857>、スクリーン<7735>、ミネベアミツミ<6479>に注目。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:トヨタやコマツが底堅い展開か