20日のマザーズ先物は、反落となった。前日比6pt安の1042pt(下落率0.57%)で取引を終えた。なお、高値は1052pt、安値は1038pt、出来高は1237枚だった。前日比小幅安でスタートした後は、225先物など主力処のこう着感が強まるなかで、マザーズ先物に短期資金が集中する場面がみられた。しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているうえ、直近で大幅な上昇もあったことから、個人投資家中心にポジション調整の動きが優勢となった。日中取引の値幅は14ptと比較的狭く、本日はトレーディング収益チャンスの限られる展開となった。個別では、マザーズ時価総額上位のアンジェス<4563>やユナイテッド<2497>、メタップス<6172>などが上昇した。メタップス<6172>は、いちよし証券による「四半期ベースで利益確保が可能な体制になりつつある」とのレポート公表が材料視された。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反落、イベント控えポジション調整の動き