25日午前の東京市場でドル・円は109円60銭台で推移し、やや上げ渋る展開。仲値時点のドル需要はやや多かったようだ。日経平均株価の上げ幅はやや縮小していることから、リスク選好的なドル買い・円売りは一服しつつある。ただし、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長と欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の講演を控えており、日中は109円台での取引が続くとみられる。ここまでのドル・円の取引レンジは109円50銭から109円77銭。
・ユーロ・円は、129円17銭から129円50銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1793ドルから1.1804ドルで推移

■今後のポイント
・109円近辺に顧客筋、個人勢のドル買い興味
・1ドル=110円-113円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値47.81ドル 安値47.47ドル 直近値47.73ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:株高一服でドルはやや上げ渋る展開