以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株番長氏(ブログ「株番長の注目銘柄」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年7月15日12時に執筆

民放でも18年12月より4K放送が始まる。これにともない、家電製品の熾烈な販売競争の片鱗を早くも見せ始めている。今発売されている4Kテレビもこの影響で買い替え需要が増加する可能性もあるだろう。

■4K対応テレビ

4K対応テレビとは、フルハイビジョンの4倍のきめ細かさで表現できるテレビで、その画質と鮮やかさは従来のテレビとははるかに違う。

そもそもテレビは、画素数がかわらないため、大画面になればなるほど1画素あたりの面積が大きくなってしまい、その結果、引き延ばしたように画質の粗さが目立っていた。その問題を解決したのが4K対応テレビだ。どんなに大画面で見ても、画質の悪さが気になる事は無く、高画質を大画面で楽しむことができる。

■4K放送のスケジュール

総務省は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年には「4K放送が普及し、多くの視聴者が市販のテレビで4K番組を楽しんでいる」ことを目標としている模様。

既に、BS放送などでは4Kの試験放送なども行っており、来年の18年12月1日以降に民法でも放送を開始する事が予定として決まっている。

これに伴い、各社家電量販店や、メーカーでは、早くも商戦が始まっており、来年の放送に向けた販売合戦ののろしがあがってきている。

■株番長注目の4Kテレビ関連銘柄

4Kテレビ関連銘柄-大吉-
<7532>ドンキホーテホールディングス
今発売されている4Kテレビもこの影響で買い替え需要が増加する可能性がある。同社は、6月に、5万円台という低価格で50インチ4K対応テレビを発売しており、すぐに完売している。今後も生産数を増やすとして、注目できる銘柄ではないだろうか。

■その他の4Kテレビ関連銘柄

4Kテレビ関連銘柄-中吉-
<6771>池上通信機
テレビ制作には欠かせない、カメラなど放送機器を製造している。

4Kテレビ関連銘柄-小吉-
<6758>ソニー
大手電機メーカー。4Kテレビに加え8Kテレビも販売している。

4Kテレビ関連銘柄-末吉-
<7751>キヤノン
カメラメーカーの大手。液晶テレビ内部の液晶露光装置が高シェア。

■4Kテレビ関連銘柄−総括−

来年以降、さらに4K対応テレビの需要は増加してくるだろう。これに伴い、当然市場にも動きは出てくるとみている。少なくとも2020年の東京オリンピックを4K対応で見たいという人は多くいる事からも、2019年以降まで長く期待の持てる銘柄が生まれる可能性もある。

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執筆者名:株番長
ブログ名:株番長の注目銘柄



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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株番長:株番長注目の4Kテレビ関連銘柄