11時00分現在の日経平均株価は19546.93円(前日比62.57円安)で推移している。14日の米国市場は引き続き米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果などを見極めたいとするムードが強く、原油価格の下落などを受けてNYダウは44ドル安となった。また、円相場は一時1ドル=114円台半ばまで強含み、本日の日経平均はこうした流れを受けて80円安でスタートした。寄り付き後は19503.74円(同105.76円安)まで下落する場面があったものの、売りが一巡すると19500円台半ばでの小動きとなっている。

個別では、監理銘柄(審査中)に指定された東芝<6502>と転換社債型新株予約権付社債による資金調達を発表した九州電力<9508>が7%安で推移しており、ヤーマン<6630>などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。三菱ケミHD<4188>は3%近い下げ。その他売買代金上位もソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>など全般さえない。一方、三菱重工<7011>が4%超高と大幅続伸しており、任天堂<7974>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、日産自<7201>、ホンダ<7267>などは小じっかり。また、アミューズ<4301>、市光工<7244>、神戸物産<3038>などが東証1部上昇率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 11時時点の日経平均は続落、東芝や九州電力が下落率上位にランクイン