26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円08銭から114円86銭まで上昇し、114円53銭で引けた。この日発表された12月の米卸売在庫と12月のシカゴ連銀全米活動指数が予想を上回ったことや、前渡し商品貿易収支における赤字幅縮小が材料視されたようだ。また、共和党のライアン下院議長が春までに金融規制改革法(ドッド・フランク法)を撤廃することが最優先課題との見方を示したことも好感された。米長期金利は上げ渋ったが、ドルは強い動きを見せた。

ユーロ・ドルは、1.0712ドルから1.0658ドルへ下落し、1.0682ドルで引けた。モスコビシ欧州連合(EU)委員による「ユーロは崩壊しない」との発言で警戒感が浮上し、ユーロ売りにつながった模様。ユーロ・円は、122円56銭から122円00銭へ下落。ポンド・ドルは、1.2557ドルまで下落後、1.2612ドルへ反発。ドル・スイスは、0.9973フランから1.0026フランへ上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米経済指標の改善などを意識してドル反発