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8165円。円相場は1ドル157円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで38090円まで売られており、前日に上放れた75日線水準での攻防となった。同線を明確に下放れてくるようだと、先物主導で下へのバイアスが強まる可能性はあるものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後のアク抜けの動きも意識されやすく、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。
また、短期的には売り仕掛け的な動きも入りやすいだろうが、連休の谷間であるほか、連休明け後は決算発表がピークを迎えることもあり、早い段階での買い戻しに向かわせそうだ。日経平均は75日線を割り込んでくることになりそうだが、38000円を上回っての底堅さがみられるようであれば、センチメントを冷ます流れにはならないとみておきたい。積極的にポジションを傾けてくる動きは限られるなか、決算を手掛かりとした物色が中心になろう。
昨夕、決算を発表したところでは、JR東<9020>、JR東海<9022>、T&DHD<8795>、JR西<9021>、北陸電力<9505>、洋缶HD<5901>、スズケン<9987>、三菱倉<9301>、ナブテスコ<6268>、住友林<1911>、ZOZO<3092>などが注目される。また、米ハイテク株の弱い値動きを受けて、値がさハイテク株などは手掛けづらくさせそうであり、バリュー株シフトから、相対的にTOPIX型優位の展開になりそうだ。
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