[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;43239.50;−193.62
Nasdaq;18544.42;−530.84
CME225;37585;-715(大証比)

[NY市場データ]

27日のNY市場は下落。ダウ平均は193.62ドル安の43239.50ドル、ナスダックは530.84ポイント安の18544.42で取引を終了した。半導体エヌビディアの決算を好感した買いに、寄り付き後、上昇。その後、連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言や10-12月期国内総生産(GDP)価格指数改定値が予想外に上方修正されたためインフレ懸念が強まったほか、トランプ大統領がカナダやメキシコ、中国に対する関税を計画通り発動すると再表明したため警戒感が一段と強まり下落に転じた。ナスダックもエヌビディアがけん引し下落に転じ終盤にかけ相場は下げ幅を拡大し、終了。
セクター別では保険や電気通信サービスが上昇した一方で、半導体・同製造装置が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比715円安の37,585円。ADR市場では、対東証比較(1ドル149.67円換算)で、日本郵政<6178>、ゆうちょ銀行<7182>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、ディスコ<6146>、リクルートHD<6098>、東京エレク<8035>などが下落し、全般売り優勢となった。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 27日のNY市場は下落