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7日のNYダウは422.17ドル安の44406.36ドル、ナスダック総合指数は188.58pt安の20412.52pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比80円安の39460円だった。本日は米国株安を映して売りが先行して始まりそうだ。前日は米国との関税交渉への不透明感などから売りが先行した。ローソク足は3本連続して陰線を形成し、5日移動平均線(3
9786円)を下回った。トランプ米大統領は日本時間8日午前1時過ぎから貿易相手国に8月1日から適用される新たな関税率の通知を始めた。まずは日本と韓国に対し、25%の関税をかけると通告し、報復措置を取れば税率をさらに上乗せするとけん制した。これを受け、前日の米国市場では、新たな関税が米経済への懸念が再燃した。
この流れを受け、東京市場もリスク回避の売りが先行しそうだ。また、本日は上場投資信託(ETF)の分配金捻出のため、5600億円超の売り需要が想定されているため、需給悪化が警戒されよう。一方、新関税措置を受け、円相場が1ドル=146円台へと約2週間ぶりの円安水準となっているため、相場を下支える可能性もあろう。上値めどは4日高値の40012円や節目の40000円、下値のめどは節目の39000円や25日線の38763円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限39900円-下限39200円
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