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5日のNY市場は下落。昨日下げが目立っていたハイテクの一角に買い戻しが入ったが、予想を下回る経済指標の発表や税制改革案の実現性に会議的な見方などから、引けにかけて下げに転じている。ダウ平均は109.41ドル安の24180.64、ナスダックは13.15ポイント安の6762.21。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の22470円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行しようが、同水準に位置する25日線での攻防といった流れが続きそうである。昨日は25日線を支持線とした底堅さが意識された一方で、5日線が上値抵抗として意識されており、結果、狭いレンジでのこう着相場が続いた。一目均衡表では転換線、基準線を挟んでの推移となり、遅行スパンは上方シグナルを継続させているが、実線に接近してきている。日柄的には現在の水準でのこう着が続くと、来週にもいったん下方シグナルを発生させてくる。
パラボリックのSAR値は22200円処に位置しており、緩やかではあるが陰転シグナルのハードルが下がってきている。価格帯別出来高では現在の水準が多く積み上がっているため、25日線を下回ってくるようだと、下に走りやすくなる。22400-22650円でのレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 22650円−下限 22400円
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