本日のマザーズ市場は、バイオ関連への物色が続き、8営業日続伸となった。26日の米株式市場でNYダウは33ドル安と3日ぶりに反落した流れを受け、本日のマザーズ市場は朝方はやや売りが先行した。しかし、アジア株式市場の上昇を背景に、個人投資家心理は好転し、マザーズ銘柄に対しても積極的に手がけやすくなる状況となった。なお、売買代金は概算で1406.37億円。騰落数は、値上がり180銘柄、値下がり79銘柄、変わらず14銘柄となった。
 値上がり率上位では、メディアフラッグ<6067>がストップ高比例配分となったほか、霞ヶ関キャピタル<3498>や窪田製薬HD<4596>がストップ高水準まで買い進まれた。売買代金上位では、オンコリス<4588>、識学<7049>、そーせい<4565>、サンバイオ<4592>、UUUM<3990>が上昇。一方で、アンジェス<4563>が5営業日ぶりに反落となったほか、メルカリ<4385>、リンク<4428>、ユーザベース<3966>は軟調。
 なお、前日にマザーズ市場へ新規上場し、上場2日目のリックソフト<4429>の初値は公開価格の約2.3倍となる9050円となった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は8営業日続伸、IPOリックソフトの初値は2.3倍