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総合人材育成企業の株式会社富士通ラーニングメディア(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:佐竹 秀彦)は、生成AI時代におけるグローバル次世代人材の育成を目指し、ビジネスに特化した10億人のメンバーを有する世界最大のプロフェッショナルネットワークを提供する米LinkedIn(リンクトイン)社(本社:東京都港区、日本代表:田中 若菜)と、戦略的パートナーシップを本日締結しました。この協業により、LinkedInが持つ最新の技術と10億人の人材と4万1千項目を超えるスキルデータに基づく2万3千コース以上のコンテンツ、そして当社が持つ日本市場で長年にわたる人材育成サービス実績と、富士通グループ国内社員約8万人に展開する運用ノウハウを融合させた、新しいサービスを提供します。これにより当社は、社員の能力やスキルに代表される人的資本に着目した、新時代の競争優位性の確立や生産性向上を支援することで、企業や社会の持続的発展に貢献してまいります。
【背景】
昨今、デジタルテクノロジーの急激な進化、労働人口の減少や人材や働き方の多様化など、ビジネスや社会が大きく変化する中で、社会人に求められる「学び」の目的も変化しています。最新トレンドやニーズにすばやく対応する社員のリスキリングによって、成長戦略や社会課題解決に貢献する人的資本の価値向上はもとより、中長期的に企業価値を高めていくための重要な要素として注目されています。このような時代環境では、それぞれの企業が変化をスピーディーに捉え、集合研修/eラーニングなどのツールを導入し、教育コンテンツを自社開発することは、時間とコストの観点から事実上困難です。
富士通グループは2020年に「ジョブ型人材マネジメント」を導入し「適所適材」の考え方のもと、LinkedInラーニングを採用。社員1人1人が自律的に学べる環境を整備してきました。導入から約2カ月で国内約8万人の社員が利用し、1年でアクティベート率95%、約1万人がポスティングによって新たなキャリアをスタートさせるなど、大きな成果を上げています。
【2社の強みを活かした業務提携】
この度、「地球環境問題の解決」「デジタル社会の発展」「人々のウェルビーイングの向上」などの富士通グループのマテリアリティの実現を人材育成・組織開発領域で担う当社が、世界中のプロフェッショナルをつなげることで、働くすべての人々に経済的なチャンスを創り出すことを掲げる米LinkedIn社と提携することで、より高品質な学びを提供し、個人や組織のリスキリングを加速することを通じて、社会の発展に寄与します。
● 最新トレンドと実用・実践とをシームレスに繋ぐ、豊富なラインナップ
LinkedInラーニングの、世界10億人の人材データをベースに開発された2万3千以上のコースで、生成AI・Copilotなど の旬なテーマを学び、当社の、原理原則や実機を用いたより実践的な学習コンテンツで理解を深めることで、シームレスで体系的な学びの場を実現します。
●「導入して終わり」にならない利活用促進ノウハウ
富士通グループの国内社員約8万人に対してLinkedInラーニング導入後、1年でアクティベート率95%を達成した運用支援ノウハウをもとに、導入後の速やかな立ち上げ、利活用促進をサポートします。「導入して終わり」にならない、自律的な学びの定着から生産性の向上までをお客様に伴走しながら推進していきます。
●お客様導入を支援する安心のサポート体制
お客様への質の高いサービスを一貫して提供するため、当社およびLinkedInにおいて、人材育成コンサルティング、両社サービスの連携、マーケティング、営業やカスタマーサポート等を含む協業専門部隊の設置をいたします。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000305847&id=bodyimage1】
【提供予定サービスと今後の展開】
(1) 生成AI時代に求められるハードおよびソフトスキルを実践的に学ぶ集合研修、ライブ研修等の研修サービスと、LinkedInラーニングサービスをパッケージ化して提供、人材開発担当者と学習者にとってのシームレスなユーザー体験を実現
(2)人的資本最大化の考え方をベースに、富士通の国内社員約8万人に対して、95%という非常に高いアクティベート率を実現した、日本企業に最適の導入、運用サポートサービスを無償で提供
(3) 自律的な学びを促進する企業内ラーニングポータルを提供
(4)LinkedInがアジアで唯一所有する、ラーニングスタジオ(東京都内)ツアーを含む、LinkedInがグローバルで所有する人材育成のベストプラクティス、組織におけるスキルデータ可視化ツールのデモ等、最新機能を体験するワークショップの開講
(5)LinkedInラーニングユーザーグループ同士での学びの共有を支援するラウンドテーブルを両社共同で開催
(6)他社eラーニングユーザー向けの、期間限定特別価格でのオファー
【富士通株式会社 取締役執行役員 SEVP CHRO 平松 浩樹のコメント】
LinkedInと富士通ラーニングメディアとの戦略的パートナーシップ締結により、個人の成長を通じて企業価値の向上へさらなる貢献ができることを、大変うれしく思っています。富士通グループでは2020年のジョブ型人材マネジメント導入を皮切りに「人事制度のフルモデルチェンジ」として様々な取り組みを進める中で2023年4月「LinkedInラーニング」を導入、グローバルでの活用を進めて来ました。運営を担った富士通ラーニングメディアの支援もあり、特に国内では1年で95%という非常に高いアクティベート率を達成。「社員の自律的な学び/成長の支援」として欠かせないツールの1つになっています。人的資本経営は、社員1人1人のキャリアオーナーシップに裏打ちされた「自ら学ぶ姿勢」無しには成り立ちません。経営としては、その環境をしっかりと整備・サポートすることが肝要と考えており、今回の提携によって両社が蓄積してきたノウハウをお客様ひいては社会に対して提供していくことで、その実現を後押しできると確信しています。また、富士通グループが掲げるマテリアリティの1つである「人々のウェルビーイングの向上」についても、「ICTスキル、教育提供人数1,200万人以上」を掲げており、その達成に弾みが付くことを期待しています。
【株式会社富士通ラーニングメディア 代表取締役社長 佐竹 秀彦のコメント】
世界の最新トレンドをキャッチアップして幅広いコンテンツを取り揃えるLinkedInラーニングと、30年以上にわたってノウハウを蓄積しながら基礎から実践をカバーして実務に役立つ人材育成を得意とする当社の連携は、お互いの強みを活かしたベストなパートナーシップであり、「適所適材」の人材配置に伴う個人のスキルアップの重要性が日に日に増している現在の日本の労働市場に、大きく貢献できるものと確信しています。また国内No.1のITサービス売上高を誇る富士通グループを人材の面から支えて来た当社は、コンテンツの提供にとどまらず、「自律的に学ぶ」という習慣をどのように定着させ、どう企業文化を醸成するのかという運用面のニーズにもお応えいたします。この度のLinkedInとのパートナーシップを通じて、企業における人的資本の価値を最大化することにより、人と組織の未来を共に創ってまいります。
【LinkedIn 日本代表 田中 若菜のコメント】
日本では2030年までに、仕事で必要とされるスキルの73%が生成AIにより大きく変化すると予測されており、生成AIがその変化を加速させています。企業やキャリアパーソンには、これまで以上に変化への迅速な対応と適応力が求められます。LinkedInは、LinkedInラーニングの豊富なコースライブラリーや、日本人に特化したコンテンツを提供するため東京に新設したLinkedInラーニング製作スタジオにより、グローバル競争力を高めたいと考えている企業やキャリアパーソンのスキル開発を加速します。また、LinkedInは富士通ラーニングメディアとのパートナーシップを通じて、スキルギャップや労働力の課題解決に共に取り組み、生成AI時代における日本の労働市場を成功に導くことを支援します。
【関連WEBサイト】
URL:https://www.knowledgewing.com/kcc/cafe/linkedin/
【商標について】
記載されている製品・サービス名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
【LinkedInについて】
LinkedInは、世界200以上の国と地域に10億人以上のメンバーを有する世界最大のプロフェッショナルネットワークです。世界中のプロフェッショナルをつなげることで個人と組織の生産性を高め、さらなる成功に結びつけると同時に、企業における採用、マーケティング、営業などの分野に変革をもたらします。LinkedInは、世界中で働くすべての人々に経済的なチャンスを作り出すことを目指しています。
URL:https://www.LinkedIn.com/
【株式会社富士通ラーニングメディアについて】
国内でNo.1のITサービス売上高を誇る富士通グループの高い技術力を、人材育成という側面から30年以上にわたって支えて来ました。近年ではICTのテクニカルスキルからヒューマン・ビジネススキルまで範囲を拡げ、年間約185,000人の受講者に約2,790コースを提供する、国内最大規模の総合人材育成企業です。これからも当社は、富士通グループで蓄積してきたDX推進・人的資本経営のノウハウを基に「人材育成」を軸とした様々なサービスを提供し、お客様の人と組織を共に創ってまいります。
URL:https://www.fujitsu.com/jp/group/flm/
【お客様お問い合わせ先】
お客様総合センター
電話:0120-55-9019
お問い合わせフォーム:https://flmincident.secure.force.com/corporate/contact_education1
配信元企業:株式会社富士通ラーニングメディア
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