株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、深刻な被害を発生させる標的型攻撃やランサムウェア攻撃への対策として、WindowsとActive Directory(以下 AD)の要塞化状況を分析し、対策を支援する「Windows・AD要塞化分析サービス」の提供を、2024年5月28日より開始します。

Windows・AD要塞化分析サービス
https://www.lac.co.jp/consulting/winad.html

組織のネットワークに侵入する標的型攻撃や、バックアップも含めたデータを暗号化するランサムウェア攻撃の被害は、年々増加傾向にあります。被害に遭ってしまうと、製品生産の停止や医療提供の中断など、事業継続に深刻な影響を受ける組織も少なくありません。

ラックのサイバー救急センターでは、ランサムウェア攻撃の被害調査中に、WindowsやADのアカウント管理、セキュリティ設定において、十分に対策が講じられていないケースを多く確認しています。標的型攻撃やランサムウェア攻撃の対策には、リスクがある箇所を削減することでセキュリティを向上させる要塞化が有効です。ラックは、現状の分析と具体的な対策についてアドバイスする「Windows・AD要塞化分析サービス」を提供します。

Windows・AD要塞化分析サービスは、お客様のWindowsやADのセキュリティ対策状況を調査して、不足している対策を優先順位付きで報告することで効率的なランサムウェア対策を推進します。また、ラックがこれまで要塞化に向けた知見を集約した、200ページを超える設定ガイドも提供するため、より詳細に対策箇所を理解したセキュリティ強化を実現できます。

●Windows・AD要塞化分析サービスの特長

・標的型攻撃やランサムウェア攻撃に特化した対策を提案
膨大な設定変更を網羅するのではなく、標的型攻撃とランサムウェア攻撃に特化した必要な対策を提案し、対応する負担を軽減します。

・対策の優先順位を明確化
対策は、高・中・低と3段階の優先度に分け、同じ優先度でもさらに優先順位を付けて報告(例:高1、高2…、中1、中2…、低)することで、速やかな対応を支援します。

・ラックが蓄積した知見を基にした、具体的な設定ガイドを提供
全ての要塞化項目と具体的な設定方法を網羅した、200ページを超える設定ガイドを提供します。セキュリティ対策をする箇所を詳細に理解できます。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000298708&id=bodyimage1

近年のWindows環境はセキュリティ機能が追加され強化されています。しかし、セキュリティを考慮したアカウント管理でなかったり、新しいWindowsのセキュリティ機能が有効ではなかったりすることも多くあります。またADを古くから運用している組織においては、管理者の設定変更により弱点となる可能性があります。境界防御やEDRなどのエンドポイントにおけるセキュリティ対策導入の前や、これらの対策をした環境に対しても要塞化は有効です。ラックは、豊富な緊急対応支援の経験から蓄積された知見を、お客様に提供してまいります。

●株式会社ラックについて
https://www.lac.co.jp/
ラックは、サイバーセキュリティとシステムインテグレーションの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、1995年に日本初の情報セキュリティサービスを開始して以降、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線で活動する、情報セキュリティ分野のリーディング企業です。

* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。





配信元企業:株式会社ラック
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情報提供元: Dream News
記事名:「 ラック、標的型攻撃やランサムウェア攻撃対策に特化した 「Windows・AD要塞化分析サービス」の提供を開始