マイヤーズは、多国籍複合企業から高成長のスタートアップに至る世界中の企業で上級管理職を歴任し、大きな成功を収めてきました。Qualcomm Technologiesでは、IIoT(インダストリアルIoT)アプリケーション向けのプライベートLTE/5Gネットワークの開発チームを統括しました。また、インターネットおよびエンターテインメントの多国籍企業であるNaspers Limitedの中国支社CEOを務めた際には、中国国内におけるインターネット分野への全投資を監督し、同社を数十億ドル規模のグローバル企業へと成長させました。直近ではJMA Wirelessのチーフ・コマーシャル・オフィサー(CCO)として、プライベートワイヤレス、分散型アンテナシステム、ビジネス開発、マーケティングの各チームを率いました。そのほか、DIFI(Digital Intermediate Frequency Interoperability)コンソーシアムの取締役会メンバー、OnGo Alliance(旧CBRS Alliance)の取締役会長、MulteFire Allianceの創設者兼取締役を歴任しました。そのいずれの職務においても、マイヤーズは、極めて先見的な思考と巧みな問題解決能力、持ち前の協調的リーダーシップで高く評価されています。
Bluetooth SIGのCEOへの就任によって、マイヤーズは組織とテクノロジーの目覚ましい成長に向け舵を取ることになります。有線に代わるシンプルなテクノロジーの開発を目指す、一握りの企業による協働の開始から25年が経った現在、Bluetooth SIGは世界各地から40,000社を超えるメンバーを擁する組織へと発展を遂げました。この25年の間に、Bluetooth SIGとそのメンバー企業はテクノロジーの可能性を継続的に押し広げ、消費者、商業、および産業向けのアプリケーションを数限りなく創造し、Bluetoothテクノロジーを世界をリードするワイヤレス標準として確立させました。最近のアナリストの予測によれば、Bluetoothテクノロジーは2024年に出荷される50億台以上の製品に搭載される見通しです。
Bluetooth SIG取締役会長を務めるロバート・ヒューズは次のように述べています。「マークはBluetooth SIGの組織とBluetoothテクノロジー、そしてワイヤレス業界全体に非常に大きな影響を与えました。取締役会、そして私自身、彼のひたむきなリーダーシップと数多くの貢献に対する感謝が尽きることはありません。それと同時に、ネヴィルを新CEOに迎えることを私たちは大変嬉しく思います。ネヴィルは優秀かつ協調的なチームを鼓舞する才能を備え、彼のビジョンに富んだ戦略的な思考による数々の実績と相まって、理想のリーダーを体現しています。Bluetooth SIGは彼のリーダーシップのもと、さらなる卓越性を追及し、組織およびBluetoothテクノロジーのさらなる成功に向けた戦略策定を実践してまいります」
Bluetooth SIGについて 1998年に設立されたBluetooth Special Interest Group(SIG)は、世界で最も広範囲に活用されるワイヤレス規格であるBluetooth(R)技術を監督する、非営利の会員制業界団体です。国際的な標準化組織、製品認証機関、特許および商標ライセンス管理機関、業界団体の役割を兼務する独自の組織であるBluetooth SIGは、4万社を超えるメンバー企業と連携し、ワイヤレス接続の可能性を再定義する技術強化に継続的に取り組んでいます。 Bluetooth(R)技術およびBluetooth SIGについて、詳しくはhttps://www.bluetooth.comをご覧ください。