講師:小野 涼太朗 (株式会社エーピーコミュニケーションズ iTOC事業部 CWE部 セクションリーダー) 2018年にエーピーコミュニケーションズへ入社。大規模ネットワーク構築案件にて、Excel・Power Platformによる業務の視える化・効率化を行い、月間残業時間を3年で34hから17hへと半減。現在は、誰もが市民開発者として効率化に携わることで、ワクワクできる時間が増える世界を目指し、企業の内製化支援案件に取り組む。 <所有するPower Platform認定資格> ・PL-900:Microsoft Power Platform Fundamentals ・PL-100:Microsoft Power Platform App Maker ・PL-200:Microsoft Power Platform Functional Consultant ・PL-300:Microsoft Power BI Data Analyst
今回の講座では、実際に手を動かしてローコード開発を「体験」していただくことを重視しました。私自身も、Power Platformを初めて触ったときはどこから手をつければいいかわからず、本やドキュメントを見ながらサンプルアプリを作る経験を通して理解が深まっていきました。今回の講座で、テンプレートやインポート機能を使ってすばやく直感的に開発ができることを「体験」していただき、Power Platformへのハードルを下げられればと思っています。 Power Platformは、市民開発者だけでなく、プロのエンジニアにとっても有用なツールです。コードを最小限に抑えたノーコード的な使い方にとどまらず、コードを記述した高度な開発も可能だからです。今回の演習でも、わずかながらPowerFX(Power Appsのプログラミング言語)やJSON形式の記載を編集している箇所があります。市民開発者とプロのエンジニアが協力するフュージョン開発の実現のためにも、その基盤となるPower Platformを学ぶ意義は大きいと考えています。