全米生物医学研究協会のMatthew R. Bailey会長は次のように述べています。「ヒト以外の霊長類は、研究対象動物全体に占める割合は0.5%未満ですが、人やペットのための新薬、機器、およびワクチンの開発において重要な役割を担っています。研究で使用されるオナガザル科マカク属のサルがいなくなると、何万もの医薬品と治療薬が、研究開発のパイプラインを通過することができなくなる可能性があります。オナガザル科マカク属のサルがレッドリストに登録されること、およびそれに伴う輸入制限は、入手可能な最良の科学的証拠に基づくものでなければなりません。オナガザル科マカク属のサルの輸入に恣意的な制限が課されると、数百万人の人命が危険にさらされ、世界の公衆衛生が脅かされる恐れがあります。