- 週間ランキング
――――――――――――――――――――――――――
老舗酒蔵の五代目蔵元は、
いかにして日本酒文化を世界に普及させられたのか。
創業120年、岩手の老舗酒蔵「南部美人」が
グローバルブランドへと成長するまでの苦悩の軌跡
岩手・二戸の南部美人は、創業120年の歴史を誇る老舗酒蔵。
五代目として蔵元を引き継いだ著者は「世界の南部美人」にしたいという強い思いを抱き、1990年代後半からほかの酒蔵に先駆けて海外市場へ進出。
当時、海外では中国で製造された酒が日本酒として出回っていたり、日本で造られた酒があったとしても適切な温度管理がされず劣化した状態で売られていたりしたことで、日本酒はおいしくないというイメージをもたれていた。
そのようななかで、海外の文化に合わせて料理との組み合わせ方や飲み方、管理のポイントなどをプレゼンテーションし、海外の販路開拓を推し進めていく。
本書では、創業120年の老舗酒造がいかにして世界で勝負できるブランドに成長したのかをつづっている。
グローバルに自社ブランドの確立を目指す人や、伝統産業の変革を求める人にとって参考となる一冊である。
【書籍情報】
書 名:『日本酒で“KANPAI” 岩手から海外進出を果たした『南部美人』革新の軌跡』
著 者:久慈浩介(くじ こうすけ)
発売日:2022年9月16日
定 価:1,600円(税込価格1,760円)
体 裁:四六版・並製/190ページ
ISBN :978-4-344-94100-7
【目次】
第1章 1902年創業 明治時代から受け継がれてきた「家業」と「伝統」
第2章 1990年代 「品質一筋」で新たな日本酒造りと海外への販路開拓
第3章 2011年東日本大震災 被災して気づかされた、全国の日本酒ファンの存在
第4章 『糖類無添加梅酒』『スーパーフローズン』『あわさけ スパークリング』
──日本酒の未知なる可能性へ挑んだ新たな商品開発
第5章 小さな酒蔵が世界の酒蔵へ── 究極のテロワールを誇る特別純米酒で世界一
第6章 世界が日本酒でKANPAIするために 革新を続ける酒造り魂を未来に伝える
【著者プロフィール】
久慈浩介(くじ こうすけ)
株式会社南部美人 代表取締役社長
1972年生まれ。東京農業大学を卒業後、1995年12月に久慈酒造(現・南部美人)へ入社。2013年12月に代表取締役社長就任。業界のなかでいち早く、1990年代から日本酒の海外輸出に取り組んできた。また、砂糖などの甘味原料を一切使わない「糖類無添加梅酒」で特許を取得するなど、様々な糖類無添加リキュールも開発。「品質一筋」を経営理念に掲げ、日本国内の鑑評会や国内外の酒類コンクールで多数の金賞受賞歴をもつ。ヴィーガン国際認証を世界で初めて日本酒とリキュールで取得。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000266179&id=bodyimage1】
配信元企業:株式会社幻冬舎メディアコンサルティング
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ