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~ 社内クラウド、データセンター機能、バックオフィス・サポート機能を本郷オフィスから春日部研究所に移転
メタデータ株式会社(所在地:東京都文京区;代表取締役社長:野村直之)は、2022年9月1日、埼玉県春日部市小渕に春日部研究所を開設。社内クラウド、データセンター機能、バックオフィス・サポート機能を本郷オフィスから春日部研究所に移転し、オフライン資産、活動を集約いたします。コロナ禍をきっかけに、研究開発、営業ともにSlack上の仮想オフィスに活動の殆どが移行したため、不動産コストを大幅に低減しつつ、物理的なリソースを拡大、回線や電力の大容量化を達成しました。低頻度利用の計算資源は外部クラウド活用も推進しつつ、効率の良い研究開発、高品質なサービスの提供に努めてまいります。
■ 背景
コロナ禍をきっかけにSlack上の仮想オフィスにおける高密度なコラボが確立し、関東のみならず、信州、東海、九州、さらには北米、ドイツ、東南アジアからテレワークを行うスタッフが活動の中心となりました。彼らは、同じオフィスや会議室に物理的に集まるのでなく、Slackというオンラインの仮想オフィスの様々な部屋に互いに出入りして、時にリアルタイムに同期し、時に非同期に、文章、音声、動画、これらの自動音声認識結果の連動検索など、様々なメディア、独自開発のものを含む様々な機能を駆使してコラボしています。
この結果、従前は、たとえ机を並べて仕事していても、「隣は何をする人ぞ」だったコミュニケーションが大幅に改善しました(詳細はビジネスジャーナル記事「なぜ2.9兆円で買収された「Slack」がDXの中核なのか?デジタルワークプレイス」)。次のステップに必要なのは、物理オフィスの事務机やプリンタではありません(ちなみに過渡期の今日はスキャナ=デジタル化機の利用は大幅増大)。社内外共に高速な回線、大容量で冗長化、自動バックアップなどを備えたデータストレージ、開発リソースや知識の自動管理サーバ、そしてオンラインコラボのための、機能拡充(様々なAIを含む)です。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000265182&id=bodyimage1】
■ 春日部研究所について
そこで大手町から地下鉄で5分の本郷オフィスには最小限の本社機能のみ残し、ハードウェアを中心に、自前のITインフラを新設の春日部研究所に移送しました。以下、新拠点の特長です。
・北千住から特急で20分の春日部駅からタクシーで4,5分という地の利。
・羽田・成田両空港に十分速いアクセス。東武野田線快速で15分の大宮起点の新幹線アクセス。
・目の前の桜、音環境、空気、近くの川のおかげで夏は涼しく冬は比較的温暖で人に優しい。
・不動産コスト大幅節減。敷地内に駐車場。
・WANおよび、無線LANを、十分速かった旧本郷オフィスの約5倍速に高速化。
・ラックサーバー30台、タワー型20台、他を支える安定した専用電力系統。
・本格的な静音性能を備えたサーバーラックを新たに導入。
これらにより、メタデータ社サービスの6つの“高”、すなわち、「高精度」「高信頼性」「高検証性」「高コストパフォーマンス」「高速」「高カスタマイズ性」をますます向上させ、クライアント企業の社業の発展に貢献してまいります。
■メタデータ株式会社について
メタデータ株式会社は、2005年12月にメタデータ活用技術、AIの応用ソフトウェア会社として設立。自然言語解析エンジン『メタパーザ』を駆使した意味解析技術により、5W1H抽出によるコンテンツ連携や個人情報の自動匿名化、評判分析(ネガポジ・感情解析)、意味による自動分類やポジショニングマップ描画、Web対話ロボットなど、SaaS、クラウド向けアプリケーションを開発してまいりました。最近では、AI活用のボトルネック打開のため高精度な正解データをほぼ自動で生成する”AI for AI”を掲げ、機械学習、ディープラーニング等の人工知能研究の蓄積を活かした分析エンジンやマッチングエンジンxTechにも注力しています。
代表取締役・野村は、MITマサチューセッツ工科大学・人工知能研究所の研究員時代に概念体系WordNetの理論と活用研究に貢献。その後の、WordNetをベースに1400万枚の写真に体系的な意味ラベルを付与したImageNetの完成によるディープラーニングの劇的精度向上にも、間接的な貢献を果たしています。
配信元企業:メタデータ株式会社
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