Malema Sensors(r)社では、複数の他社製PEEK樹脂を評価した結果、継続的な振動環境下においてもセンサー精度および樹脂特性の維持を可能とする非常に高いヤング率等、卓越した物理特性を有するソルベイ社製高機能樹脂を選択しました。ソルベイのキータスパイア(r) PEEK樹脂は、USP Class VI要件を満たしており、ガンマ線滅菌が可能な上、溶出物や浸出物が非常に少ないことから高い清浄度を確保します。
ソルベイスペシャルティポリマーズでヘルスケア・グローバルマーケティングマネージャーを務めるAnna Maria Bertasaは、「従来のステンレス鋼を用いたバイオ医薬製造設備から単回使用部品への移行は、ヘルスケア産業において高機能熱可塑性樹脂の重要性が増していることを示しています。ソルベイのキータスパイア(r) PEEK樹脂は、Malema Sensors(r)社のコリオリ式流量計に求められていた厳格な要件を満たし、競合他社との差別化を図るとともに、ワクチンの製造拡大に関する喫緊の対応といった産業界での取組みを支援しています。」と話しています。