「黒船来襲!」などと物々しく語られることもある、一連の世界の主要国におけるヒューマンキャピタル(人的資本)に関する情報開示を義務づける潮流を日本でも正しく理解し、対応していく必要があります。 ISO30414が2018年12月に「人的資本情報開示のガイドライン」として発表され、続いて2020年8月にはSECが主要な人的資本関連情報開示を義務化するガイダンスを発表しました。今年3月には既にドイツ銀行はISO30414に準拠した人的資源情報を開示しました。この一連の加速する動きに先立ち、SHRMは2011年に米国国家規格協会の人的資源情報開示検討委員会に参画し検討に貢献しており(Mr. David Creelman、Co-Chairman)、その検討結果もISO30414に反映されています。マクロ的な経済理論を支える「人的資本」が具体的に何を意味するかは、人事の専門家による丹念な人事情報の収集・分析・統合・運用の経験に裏打ちされた知見に必要性につき解説いたします。
人事資格認定機構(HRAI)では毎月SHRM エッセンシャルズプログラムを開催しております。現在開催が決定している7月のプログラムは、SHRM エッセンシャルズ日本語プログラム:7月10日11日(二日間)、7月26日27日(二日間)、7月10日11日(二日間)。S H R Mエッセンシャルズ・バイリンガルプログラム(4回)7月22日・29日、8月5日・12日の毎回木曜日午前中です。