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著者は、大学在学中に第1種放射線取扱主任者免状を取得し、現在は核・エネルギー問題情報センターで理事を務める児玉一八(こだま・かずや)氏。東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の発生から10年を迎える2021年を前に、今一度の学び直しの機会を提案します。
期間は4月上旬までを予定しており、連載終了後も公開を継続します。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000228408&id=bodyimage1】
【前知識なしで学べる 放射線の世界】
2011年3月11日の東日本大震災に伴って発生した原発事故で、福島県を中心に多くの問題が発生しました。
私たち日本人は、これから次の世代にかけて、長期にわたって放射線や原発の話題と向き合わなくてはいけません。そのために必要なのが「放射線についての科学的な知識」です。
本書では、時に不必要な不安や恐れをもたらすこともある「放射線」の世界を、前知識なしの読者でも読める内容で構成しました。
【素朴な疑問から原発まで】
放射線自体は宇宙や地面、人体からも放出されている、まさに「身近にあふれる」存在です。
今回公開する本書では
・そもそも放射線と放射能の違いって何?
・どのくらい被ばくしたら危険なの?
といった素朴な疑問から、
・放射線でどうやって病気を診断するの?
・ゴーヤーは放射線のおかげで食べられる?
・放射線で大気汚染物質が分解できる?
といった放射線の活用例を取り上げ、そのうえで
・原発はなぜ「危ない」っていわれるの?
・福島とチェルノブイリの原発事故はどう違うの?
といった原発と放射線の問題を取り上げます。
【明日香出版社公式noteのURL】
https://note.com/asuka_pub1972
【著者略歴】
児玉 一八(こだま・かずや)
核・エネルギー問題情報センター理事。
1960年 福井県武生市生まれ。
1980年 金沢大学理学部化学科在学中に第1種放射線取扱主任者免状を取得。1984年 金沢大学大学院理学研究科修士課程修了、1988年 金沢大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士、理学修士。
大学2年の時のウランを皮切りに、本書にも登場する水素3(トリチウム)、炭素14、リン32、イオウ35などの放射性物質を取り扱ってきた。
北陸電力志賀原子力発電所を対象に、事故の分析、原子力防災計画の分析と訓練の視察、事故の際の屋内退避施設や避難路の調査などを行い、わかりやすく知らせる活動をしてきた。福島第一原発事故の後には、各地の講演会やシンポジウム、学習会などで200回以上、講師やシンポジストを務めている。
・著書
単著は『活断層上の欠陥原子炉 志賀原発―はたして福島の事故は特別か』(東洋書店)、共著は『放射線被曝の理科・社会―四年目の「福島の真実」』『しあわせになるための「福島差別」論』(以上、かもがわ出版)、『福島事故後の原発の論点』(本の泉社)など多数。
【書誌情報】
『図解 身近にあふれる「放射線」が3時間でわかる本』著・児玉一八
B6、328ページ、本体価格1600円
発売日:2020年2月28日
ISBN:978-4-7569-2076-8
配信元企業:明日香出版社
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