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Think Different Tank 2020
ご案内日:2020年5月27日
報道関係各位
Think Different Tank 有志
[COVID-19禍の緊急対策と、その後の日本社会をデザインするアカデミアの会 ]
緊急経済政策提言発表の御案内
Think Different Tankは、2020年5月27日、[COVID-19禍の緊急対策と、その後の日本社会をデザインするアカデミアの会 ]として、積極的な政策提言を発表します。
成熟社会における健全な経済成長や社会構築について話し合う、学際的勉強会ー自発的シンクタンク<Think Different Tank>(2018年発足)は、この度の消費増税、及び世界的な大打撃となっているCOVID-19禍の広がりを受け、[COVID-19禍の緊急対策と、その後の日本社会をデザインするアカデミアの会 ]として、積極的な政策提言を行うこととしました。
感染症医療の対策の実効性を担保させるために、車輪の両輪として喫緊で必要な経済対策を考える事で、感染死、経済死を起こさず失われないはずの命を失わせない社会的構造のあり方を示し、そのために必要となる150兆円規模の財政出動などを訴えるものです。
党派性を持たない勉強会でありますが、喫緊の事態対策の第一弾アクションとして、与党自由民主党・安藤裕衆議院議員率いる[ 議員連盟日本の未来を考える勉強会] による積極的な経済政策提言を支持し、具体的かつ早急な実現に向けて、さらなる提言支援を幅広く行います。
実質的な給付金配布もこれからであり、緊急事態解除後こそ経済的被害を拡大することなく、第二波第三波に対応して<社会的共通資本>を整え、反緊縮政策を支持し、将来不安をなくす安定した社会構築を提言いたします。
●本提言主たる執筆者
北田 暁大(東京大学 教授) *写真
溝口 哲郎(高崎経済大学 教授)
野田 邦弘(鳥取大学 教授)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000215922&id=bodyimage1】
<提言概要>
T.D.Tでは、財政均衡フェーズから財政出動フェーズへの移行と、150兆円規模の補正予算の準備とともに主に下記の提言を発します。
特に2020.4.7 に日本国政府によって発せられた、緊急事態宣言を受けて以降は、様々な産業、業種、個人へ、大きな行動変容が「自粛要請」という形で行われ、covid19感染症対策として経済的打撃を受けたものの、それらへのなされるべき保障が、十分な規模、必要なスピードでなされてきていません。 緊急事態宣言解除後も長期間に渡って世界規模で打撃は続くため、喫緊かつ長期的視野も入れての対策が必要です。
1- 消費税増税とcovid19禍との複合不況化しかねない経済状態
2-世界規模のcovid19禍で、緊急事態宣言解除後も長期に渡って、医療と経済の不安定状況が続く
3-予測していない経済的ロックダウンに対し、一刻も早い給付を。推移を見ながらも、後手の逐次投入にならないようグランドデザインをする
4- 復興需要もない型の経済的ショックゆえにV字回復は可能性低く、逆ラチェット効果が働き、景気や社会の回復に時間がかかるので、財政出動をして実体経済を支えるべき
5-多様な産業、働き方、中小、非正規、個人、弱者にも配慮が必要
6-150兆円規模の国債発行、国債日銀買い入れを行う。covid19債は長期で借り換えし、好景気時には富の再配分やインフレ抑圧の面を持たせ、景気にダメージない範囲で返還すれば良い
7- 経済死を起こさない事で、日本経済や技術、文化や社会の保護と医療リソースの安定化
[本件お問い合わせ先]
ThinkDifferentTank事務局
担当)江口、桜井
tdt@thinkdifferenttank.org
http://thinkdifferenttank.org/
配信元企業:Think Different Tank
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