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株式会社トランザス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:藤吉 英彦、以下「トランザス」)は、ウェアラブルデバイス「Cygnus(シグナス)」を活用した製造業向け生産工程管理システム(以下「本システム」)が豊臣機工株式会社(本社:愛知県安城市、取締役社長:後呂 幸彦、以下「豊臣機工」)の本社工場に2019年1月30日導入されましたので、お知らせいたします。
豊臣機工はトヨタ自動車をはじめ大手自動車メーカーに対して自動車ボディ部品を供給している部品メーカーです。生産拠点を国内外に有するグローバル企業であり、「安全」「品質」を基本に「お客様第一の製品づくり」を行っています。
トランザスは、腕に装着するウェアラブルデバイス「Cygnus」やホスピタリティロボット、自動での家電制御を可能にするAIルームコントローラー等、労働力不足解消や生産性向上のためのIoTデバイスを開発しております。
豊臣機工は、時代のニーズにマッチし、競争力のある製品づくりを行うために、常に生産ラインの高効率化を追求し、生産工程を進化させてきました。この度、長年にわたり生産工程の改善に対するノウハウを蓄積してきた豊臣機工とトランザスとで「Cygnus」を活用した本システムを共同で開発し、本システムを豊臣機工の本社工場に導入いたしました。
【システムの概要】
生産ラインにおいて異常が発生した際に、作業者が備え付けのボタンを押すと、サーバーを通じて管理者が装着した「Cygnus」へと通知されます。「Cygnus」の画面には、(1)異常の発生場所、(2)異常が発生してからの経過時間、(3)異常に対して誰かが既に対応に向かっていればその旨が、異常が解消されるまで表示され、複数名いる管理者全員が情報を共有できます。そのため、同じ異常に対して別の管理者が重複して対応に向かう等の非効率が排除されます。また、異常の発生場所、発生時刻、解消までに経過した時間等の情報はデータとしてサーバーに蓄積され、各種分析に活用が可能です。
【今後の展開】
トランザスはウェアラブルデバイスの販売促進のための戦略として、各業態向け(例:製造業向けピッキングシステム、屋外決済システム等)に、「Cygnus」を活用した汎用性の高い標準ソリューションの開発を進めており、この度、豊臣機工に導入された本システムもその一環として開発されました。そのため、本システムは他社工場にも導入可能な汎用性の高いソリューションとなっております。今後は、製造業において本システムの積極的な展開を目指して参ります。
【豊臣機工株式会社概要】
豊臣機工は、世界中のお客様のニーズにお応えできるプレス・板金部品メーカーを目指し、日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでサービス網を展開しています。
私たちは、「誠実」という経営理念のもと、モノづくりを通して、お客様の信頼に応え、社員同士が信頼出来る、そんな企業を目指しています。そのために「安全」の徹底と「品質」の更なる向上を目指して参ります。「安全」な職場でなければ業績が伸びるはずはありません。原点に帰って現場改善を行い、労働災害ゼロを目指します。品質の向上を行うために、仕事の見える化を推進いたします。問題点を浮かび上がらせ、資本の投入を行ってでも対策を遂行いたします。
豊臣機工は、「安全」「品質」を基本に「お客様第一の製品づくり」で社会的責任を果たすとともにグローバルな企業としてさらなる飛躍を誓います。
http://www.toyotomi-kiko.co.jp/
【株式会社トランザス概要】
トランザスは、「しか」にこだわり世の中に無いサービスを創造するために、IoT デバイスの開発・製造からそれを利用したサービスまでを一貫して提供しております。製造するネットワーク機器や研究開発する通信技術を基に、業務用ウェアラブルデバイス、ホームゲートウェイといった製品・サービスを提供し、労働力不足問題をIoTの活用により解決いたします。
http://www.tranzas.co.jp/
本リリースに関するお問い合わせはこちらまで
株式会社トランザス 担当:森(pr@tranzas.co.jp)