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英国のホームウェアブランドを展開するJoseph Joseph株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:安藤 二朗)は、現在販売している2種類のごみ箱『クラッシュボックス』と『トーテム』の販売戦略として、生活スタイルや住宅環境、地域のごみ収集ルールの違いにしっかりと対応できるそれぞれの機能特性「Compaction(圧縮)」と「Separation(分別)」の2つのコンセプトを“2 Bin Concept” ※として2018年8月22日から展開していく方針を決めました。なお、これは日本独自の方針です。※ごみ箱の英国英語Dustbinに由来
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■国内販売の戦略コンセプト。「圧縮」と「分別」の“2 Bin Concept”
『クラッシュボックス』のコンセプトは、ごみの体積を約1/3に圧縮する「Compaction(圧縮)」です。この圧縮機能により、ごみを捨てる回数が約1/3に減り、さらにごみの処分にかかる費用や、使用するごみ袋の枚数、ごみの回収にかかる費用や手間なども約1/3に抑えることができます。このコンセプトは“ごみの3R”の「Reduce(減らす)」に該当します。
『トーテム』のコンセプトは、様々な種類のごみをきれいに分別する「Separation(分別)」です。この分別機能により、生ごみをはじめ、置き場所に困る空き缶や空き瓶、ペットボトル、古紙などの資源ごみを、きれいに分別して収納することが可能です。このコンセプトは“ごみの3R”の「Reuse(繰り返し使う)」「Recycle(再生利用する)に該当します。
これら2つのコンセプトを“2 Bin Concept”とし、生活スタイルや住宅環境、地域のごみ収集ルールに合わせてごみ箱を選ぶことで、「家庭でできるごみ問題への貢献」をエンドユーザーに対して訴求しつつ、これまで別々だった売り場を統合して確保するなど、国内の販売戦略として展開していきます。
■売り上げ世界No.1!独自の付加価値で業界の常識を打ち破った『クラッシュボックス』
日本市場における家庭用ごみ箱(30L)は、プラスチック製で2,000円~5,000円の価格帯商品がもっとも売れています。1万円を超えると販売数は下がる傾向があり、必需品とはいえただの箱でしかない商品にかける費用は、数千円が相場です。3万円近いごみ箱はほとんどなく、シンプルヒューマンやEKOの商品が数点ある程度で、「高額なごみ箱の需要は少ない」というのが業界の常識でした。
しかし、昨年9月に『クラッシュボックス』が発売されると「ごみの圧縮」というコンセプトが好評を得て販売数を伸ばし、入荷が間に合わず品薄の状態が長く続きました。 約3万円という高額商品にもかかわらず、日本が世界で最も販売数を伸ばし、年間売り上げ目標3,000台に対して9カ月間で約6,000台、1億6,000万円を売り上げ、「高額なごみ箱の需要は少ない」という業界の常識を打ち破りました。
8月22日から店頭販売される新色、スリムタイプの新商品は、前回のような品薄を懸念して、すでに2,000台以上の予約注文がはいっています。
この状況を受けて、代表の安藤は「当社のごみ箱は、ただの箱を販売しているわけではありません。ごみをコンパクトに、または美しくかつ整然と収納する機能を付加価値として備え、限られたキッチンスペースをより美しく贅沢に活用する『スペース ラグジュアリー』という美学を内包しています。また、家庭から出た後の社会的なごみ問題についても意識して、商品をデザインしています。この付加価値と美学、商品デザインがしっかりとマーケットに受け入れられたことをうれしく思います」と述べています。
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■コスト削減で価格の引き下げに成功した『トーテム』
『トーテム』は、「Separation(分別)」をコンセプトとし、空き瓶、空き缶、古紙など、かさばるうえ置き場に困る資源ごみをはじめ、可燃ごみ、不燃ごみをきれいに整理して美しく収納する機能を備えています。
上下2段に分かれていて、上蓋はワンタッチで簡単に開きます。上段は取り外して丸洗い可能なバスケットが入った大容量のスペースで、生ごみや可燃ごみ、不燃ごみの分別に便利です。下段は引き出し式で、取り外して丸洗い可能な仕切りとバスケットが付いています。ワインボトルが縦に入るので、置き場に困る資源ごみを美しく収納することができます。
『トーテム』の販売価格は、2015年6月の販売以降、48Lタイプが30,000円、60Lタイプが40,000円、60Lステンレスタイプが50,000円でした。今回、国内戦略として“2 Bin Concept”を展開していくにあたり、48Lタイプを26,000円、60Lタイプを30,000円、60Lステンレスタイプを35,000円と、価格の引き下げが可能となりました。これは、生産コストや流通コスト、倉庫での保管コストなどを徹底的に見直し、効率化、簡素化することでコストを大幅に圧縮したためです。具体的には、1回の生産ロット数を大幅に増やし、大量輸送することで生産、流通コストを圧縮。安価な保管場所や効率的な保管方法を実施するなどの企業努力によって、価格引き下げを実現しました。
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■家庭でできるごみ問題への貢献
環境省によると、平成27年度のごみ総排出量は4,398万トン(東京ドーム約118杯分)で、1人当たりの年間ごみ排出量は342kg。年間のごみ処理事業経費は1兆9,495億円にのぼりました。ごみ排出量は減少傾向にありますが、ごみ処理費用は増加傾向にあります。(出典: 「一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成27年度)について」)
地域によっては、少しでもごみの排出を押さえるため、家庭ごみを捨てる際の細やかな分別ルールを設けて資源ごみの再利用を促進したり、専用の有料ごみ袋の使用を義務付けています。しかし、こうした地域の取り組みにしっかりと対応できるごみ箱は少なく、大型のものや同型の複数利用が主流です。
当社は、「ごみを圧縮してコンパクトにする」「ごみを分別して美しく収納する」というコンセプトを追及し、デザインが洗練された商品をこれからも提供することで、微力ながら深刻化するごみ問題への貢献に努めます。また、2018年9月からの1年間で18,000台の販売を予定しています。
<お客様からのお問い合わせ先>
Joseph Josephカスタマーサービス
TEL:0570-031-117
受付時間:平日10:00-18:00
※12:00-13:00を除く
※弊社夏季休暇、年末年始を除く
【Joseph Josephについて】
双子のジョセフ兄弟、アントニーとリチャードが、3世代続くガラスメーカーを前身として2003年に設立した、イギリスのホームウェアブランドです。
デザインを学んだアントニーとビジネスを学んだリチャードは、それぞれの経験を融合し、ユニークで革新的、かつ機能性にこだわったデザイン、そして細部まで工夫が施された商品を開発し、生活シーンに革命をもたらしました。
ドイツの国際的なプロダクトデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」ほか、数多くの受賞歴があります。
現在、世界各国で製品を展開しており、日本でも多くの皆さまにご愛用いただいております。
【会社概要】
社名: Joseph Joseph株式会社
英字表記Joseph Joseph K.K.
代表: 代表取締役ジェネラルマネージャージャパン 安藤 二朗
本社所在地: 106-0041 東京都港区麻布台1-11-10 日総第22ビル3階
電話: 03-5797-7790(代表)
ホームページ: https://www.josephjoseph.jp/
設立: 2015年12月
資本金: 300万円
社員数: 14名
事業内容: 英国発祥のキッチンウェア、バス・トイレタリーアイテムの輸入、販売