昨今、日本の個人投資家の間で人気の高まる海外不動産投資。「あっという間に資産が2倍、3倍になる」――そんな夢を抱いて海外不動産を購入するのですが、成功している投資家はごくわずかです。

・「プレビルド物件は完成すれば買値の倍以上まで値段が上がる」などといった不動産会社のうたい文句を鵜呑みにして、高度経済成長を遂げている新興国の不動産に投資したものの、思うように物件の価値が上がらず、売るに売れない。

・物件を賃貸に出して賃料収入を得ようとするが、入居が付かず、ローンが返済できない。

・海外ならではの言葉や文化の違いにより、清掃費やリフォーム代といった物件の維持・管理に必要な費用を過度に請求される……。

このように、資産を築こうと購入したはずの海外不動産で利益を上げられないばかりか、大赤字を招いてしまうことも多いのです。

こうした苦境を挽回するためには、投資した不動産の管理・運営のあり方を根本から見直すことが不可欠となります。しかし、現地の業者とスムーズにやりとりができない、信頼できる業者を見つけられないなどといった障壁により、問題を解決するのは難しいのが実情です。

本書では、海外物件の運営に関わり続けてきた著者が、“不採算物件”の収支を改善する方法を「入居付け」「経費削減」「金利交渉」の3ステップで解説します。


【書籍情報】
書 名:『海外不動産管理・運営バイブル』
著 者:田邉 浩久(タナベ ヒロヒサ)
発売日:2018年2月27日
定 価:864円(税込) 
体 裁:新書判並製/200ページ
ISBN :978-4-344-91531-2

【目次】
第1章 赤字に悩む海外不動産オーナーが増えている
第2章 所有物件を黒字化するための3ステップ
第3章 【ステップ1】募集を行い、入居者を獲得する
第4章 【ステップ2】経費を削減し、極限まで収益率を上げる
第5章 【ステップ3】ローンの借り換えで利息の負担を最小限に抑える
第6章 海外不動産管理・運営のケーススタディ

【著者プロフィール】
ステイジアキャピタルジャパン株式会社 代表取締役。大学卒業後、マンションデベロッパーに就職し、分譲マンション販売や賃貸営業、プロパティマネジメント業務を担当。その後、不動産投資ファンド運用会社にてオフィス、商業、住宅、更地と用途を問わず、日本全国の不動産および不動産担保債権のアセットマネジメント業務に従事する。2012年、ステイジアキャピタルグループに入社。マレーシア法人でクアラルンプールに駐在し、管理業務の立ち上げに寄与。翌年より日本法人に移り、代表取締役に就任、世界8カ国10都市の海外不動産を日本の個人投資家に提供。また、「不動産管理のスペシャリスト」として、入居率に悩む海外不動産オーナーを多数救済している。




情報提供元: Dream News