身近なサイトに表示される詐欺サイト広告 詐欺サイトの検知が増加した要因として、オンライン広告を配信するDSPや、閲覧するサイトで広告を表示し続けるリマーケティングの仕組みを利用し、詐欺サイトへの誘導を行う事例が多くみられるようになったことがあげられます。日本企業が運営するオンライン広告は業界団体により厳しい運用ルールが決められており、広告会社も広告主の審査を慎重に行っているため、この被害は起きにくいのですが、海外の広告配信サービスで審査が緩いDSPが利用されているケースが多く見られます。これまでの詐欺サイトの多くは、ユーザーの検索にあわせて検索エンジン経由で閲覧させる待ち受け型の手法が大半でしたが、犯罪者側が不特定多数のターゲットを狙い、より確実に成果をあげるために積極的になっていると考えられます。 「Internet SagiWallTM」について(http://www.sagiwall.jp/) 「Internet SagiWallTM」は、ウェブブラウザーでアクセスしたウェブサイトの“コンテンツを解析”し、悪意のあるコンテンツをリアルタイムで検出します。悪意のあるコンテンツを検出した場合、そのサイトへのアクセスを警告し、フィッシング詐欺やさまざまなインターネット詐欺の脅威からユーザーを守るセキュリティー対策ソフトウエアです。Windows(R)やAndroidTM 搭載端末向けには「Internet SagiWallTM」を提供しており、iPhoneやWindows(R) 8搭載端末向けには「Internet SagiWallTM」の危険サイト検知機能を組み込んだウェブブラウザーアプリ「Internet SagiWallTM for iOS」や「あんしんWeb by Internet SagiWall(R) for Windows ストア」を提供しています。この方式で、ウイルス対策ソフトウエアをすり抜けてきたブラウザー経由の脅威を検出し、日々進化する脅威に対応します。