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サイバーセキュリティ領域において国内で独自の研究開発活動を展開している株式会社FFRI(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鵜飼裕司、以下 FFRI)は、標的型攻撃対策に特化した技術・サービスを提供するLastline, Inc.(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、CEO:Jens Andreassen、以下Lastline)と連携を図っていくことについて2015年12月21日に合意いたしました。
連携の背景
標的型攻撃をはじめとしたサイバー攻撃は、日々進化しており、防御する側は攻撃側を先回りした対策技術が求められています。
FFRIでは進化し続けるサイバー攻撃技術を独自の視点で分析し、日本国内で標的型攻撃対策ソフト「FFR yarai」をはじめとしたエンドポイント型の対策技術の研究開発を進めてまいりました。このたびFFRIはLastlineが全世界から収集する包括的なマルウェアデータベースを活かしたゲートウェイ型のマルウェア防御技術に注目し、同社との連携に取り組むことになりました。
FFRIとLastlineは、FFRIのエンドポイント対策技術と、Lastlineのゲートウェイ対策技術を組み合わせることで、新たな多層防御のサイバー攻撃対策サービスやソリューションの提供に取り組みます。
■Lastline, Inc.について
米Lastlineは、多くのセキュリティ研究機関やセキュリティベンダーに利用されているバイナリファイル分析「Anubis(アヌビス)」、Webサイト脅威分析「Wepawet(ウェパウェット)」の開発者により2011年に設立されました。設立メンバーは、カリフォルニア大学サンタバーバラ校、ノースイースタン大学の教授陣で、15年以上の研究開発成果を基に次世代サンドボックス技術を製品化し、APT(Advanced Persistent Threat)を初め、標的型攻撃およびゼロデイ攻撃に特化した業界最高レベルの検知率および低誤検知率のマルウェア防御システムを提供し、北米を中心に500社以上の導入実績があります。
Lastline,Inc.:http://lastline.com
■株式会社FFRIについて
当社は2007年、日本において世界トップレベルのセキュリティリサーチチームを作り、コンピュータ社会の健全な運営に寄与するために設立されました。現在では日々進化しているサイバー攻撃技術を独自の視点で分析し、日本国内で対策技術の研究開発に取り組んでいます。研究内容は国際的なセキュリティカンファレンスで継続的に発表し、海外でも高い評価を受けておりますが、これらの研究から得られた知見やノウハウを製品やサービスとしてお客様にご提供しています。主力製品となる、「FFR yarai」はミック経済研究所調べ(※1)によるエンドポイント型標的型攻撃対策分野における出荷金額においてNo.1を獲得しております。
※1 出典:ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2015【外部攻撃防御型ソリューション編】」
本件に関するお問い合わせ先
写真・資料等がご入用の場合もお問い合わせください。
株式会社FFRI
経営管理本部 PR担当
TEL:03-6277-1811
E-Mail:pr@ffri.jp
URL:http://www.ffri.jp
「FFRI」、「FFR yarai」は、株式会社FFRIの登録商標です。
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