東京&ニューヨーク州ガーデン・シティ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --治験被験者登録ソリューションの世界的リーダーであるベリファイド・クリニカル・トライアルズ(VCT)は、メディカル・レボリューションズ・ジャパン(MRJ)および臨床試験受託事業協会(JACIC)との協力により、日本で正式に業務を開始しました。治験における被験者の重複やプロの研究対象者という増え続ける世界的な課題に取り組みことが目的です。




過去30年間、重複被験者の登録を防止するための日本唯一のシステムがJACICによって開発され、第Ⅰ相臨床試験全体で用いられてきました。ただ、最近の調査では、国際的な基準を満たし、増え続ける国際共同治験をサポートするため、そのシステムの実質的な近代化が必要と結論づけられました。さらに、治験における被験者の重複は、第Ⅱ相および第Ⅲ相臨床試験でもますます懸念されています。広範な評価の結果、世界標準として広く採用されているVCTプラットフォームが最善のソリューション、そして代替ツールとして選ばれました。


JACICから国内導入の援助を委託されたMRJのサポートにより、ベリファイド・クリニカル・トライアルズは日本国内の治験実施施設での展開を開始し、今後数週間から数か月でさらに多くの施設が加わる予定です。これらの施設は、VCTシステムの生体認証機能の恩恵を受けることから、より高いレベルの被験者認証と治験実施計画書の遵守を実現します。この本格的展開には、第Ⅰ相から第Ⅳ相までの臨床試験を実施する施設が含まれます。


MRJの代表は、「VCTシステムの高度な機能と生体認証機能のほか、アジア各国での実績を踏まえると」とした上で「これは重複被験者登録防止の新たな日本標準になる運命にあると確信している」と述べました。


ベリファイド・クリニカル・トライアルズが日本にもたらすのは、世界40か国以上ですでに使用されている、治験依頼者や治療分野を横断する被験者登録簿です。このプラットフォームは、患者スクリーニング時に被験者の重複やその他の治験実施計画書の違反を検出するだけでなく防止し、治験実施期間全体を通じてこうした保護を維持します。


ベリファイド・クリニカル・トライアルズの社長兼CEOミッチェル・エフロス医学博士は「被験者保護と治験の整合性の標準を高めるという共通の使命の一環として、VCTを日本に導入できることを光栄に思います」とし、「どんな治験、あるいはどの地域でも、被験者の重複という課題を免れることはできません。これは世界的現象です。当社のシステムは、効果的で拡張可能なソリューションを提供します」と語りました。


VCTを日本に導入することで治験依頼者は治験実施計画書のリスクを積極的に管理し、適格な参加者のみを確実に登録するリアルタイムのツールを獲得します」とベリファイド・クリニカル・トライアルズの高度ナースプラクティショナー(ANP)で副社長兼最高執行責任者(COO)ケリー・ワインガードは付け加えました。


ベリファイド・クリニカル・トライアルズのグローバル薬事担当ディレクター、イブ・シューは「今回のサービスの開始は、アジア太平洋地域における規制の卓越性と地域のパートナーシップに対する我々のコミットメントを象徴しています」とし、「アジア太平洋全域を拠点とする専任のチームメンバーにより、当社は治験実施施設と治験依頼者を現地でサポートし、地域全体の治験の品質と遵守の向上に貢献するのに有利な位置づけにあります」と述べました。


VCTシステムは、経験豊富な臨床研究者であるミッチェル・エフロス医学博士とケリー・ワインガードANPによって共同設立され、被験者の適格性、データの質、治験実施計画書の遵守における長年の課題に対処する登録簿を開発しました。


ベリファイド・クリニカル・トライアルズ(VCT)について


ベリファイド・クリニカル・トライアルズは、世界最大の被験者データベース・レジストリで、治験における被験者の重複やプロの被験者を検出・防止するために設計されました。VCTは、被験者の過去の治験参加に関する情報を提供することで、臨床研究業界における重要な空白を埋めています。これにより、さらに良好な被験者選択が可能になり、治験の成功を確実にするのに寄与します。世界40か国で活動するVCTは、臨床試験のすべての相と治療領域において治験依頼者、開発業務受託機関(CRO)、研究施設を支援し、データの質、被験者の安全性、治験実施計画書の遵守を強化します。


メディカル・レボリューションズ・ジャパン(MRJ)について


メディカル・レボリューションズ・ジャパンは、日本市場における臨床開発・研究のあらゆる側面で長年の豊富な経験を持つ業界専門家が運営・スタッフを務める治験コンサルタント会社です。MRJは2024年、長年臨床研究部門だった医療法人社団恵光会の関連会社として東京に設立されました。現在、そのグローバルな顧客基盤を拡大しており、成長と国際化を続けるなか、日本国内の臨床開発業界が技術的寸断のもたらす課題に立ち向かえるよう、国内外のプレーヤーを結びつけるべく活動しています。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ベリファイド・クリニカル・トライアルズが日本で展開開始、臨床試験における被験者の重複やプロの被験者を防止するため、メディカル・レボリューションズ・ジャパン(MRJ)および臨床試験受託事業協会(JACIC)と提携