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5-HT2A/5-HT7受容体の二重拮抗薬「DSP-2342」の精神疾患への効能評価へ
イギリス、オックスフォード--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- エクセンシア(Nasdaq: EXAI)は本日、住友ファーマ株式会社(「住友ファーマ」)が米国でDSP-2342の第1相臨床試験に着手する計画であると発表しました。DSP-2342は高度に選択的な二重特異性低分子で、5-HT2Aと5-HT7の2つの受容体に強力な拮抗作用があるため、精神疾患治療で幅広い用途が期待されています。この化合物は、エクセンシアがAIベースの医薬品発見プラットフォームを活用して住友ファーマとのサービスとしての設計(Design as a Service、略称「DaaS」)と呼ばれる提携において設計された3番目の化合物です。
エクセンシアのアンドリュー・ホプキンス創業者兼最高経営責任者(CEO)は、「当社はこれまでに、生成AIプラットフォームを通じて住友ファーマ向けに3つの開発化合物を設計したのに加え、自前の進行中パイプラインがあります。このように社内手法の正当性を何度も確認済みであり、医薬品の研究開発(R&D)を符号化・自動化するというビジョンの実現に着実に近づいています。AIを利用することで、分化医薬品候補の設計・開発工程の大幅な効率化を図っています。今後、新たな医療薬の設計には、AIの活用が不可欠になると確信しています」と述べています。
住友ファーマは、DSP-2342でのDaaS共同プロジェクトが成功したのを受け、同化合物についての今後のあらゆる開発、商業、経済的権利を保有することになります。一方、エクセンシアは住友ファーマとの原契約の対象とならない、自社ポートフォリオに属するすべての化合物の所有権または経済的権利を引き続き保持します。ブリストル・マイヤーズ スクイブが炎症疾患について評価中のEXS21546(A2A 2A受容体拮抗薬)、GTAEXS617(CDK7阻害薬)、EXS4318(選択的PKC-theta阻害剤)はそうした化合物に含まれます。この他、権利を有する2つの精密がん治療薬剤候補、EXS74539(LSD1阻害剤)とEXS73565(MALT1プロテアーゼ阻害剤)の開発が最近発表され、IND/CTA対応試験が現在実施中です。
エクセンシアについて
エクセンシアは、AIを活用し、最も迅速かつ効果的に最良医薬品の発見、設計、開発に取り組むオーダーメイド医薬品の開発企業です。史上初となった同社の機能的な精密がん治療用プラットフォームは、治療法の選択指針の提示と前向き介入臨床研究における患者の転帰の改善で成果を挙げると同時に、AI設計の低分子が臨床環境に進むのにも貢献しています。社内パイプラインでは、がんなどの腫瘍学領域での精密医療プラットフォームの活用に重点を置いているのに対し、提携パイプラインでは、同社の開発手法を他の治療領域にまで拡大適用しています。エクセンシアでは、医薬品開発の新手法を開拓することで、科学分野での優れたアイデアを患者にとって最良の医薬品に迅速に転換できると確信しています。詳しい情報は、www.exscientia.ai にアクセスするか、Twitter@exscientiaAIでフォローしてください。
将来見通しに関する記述
本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法に定義される「将来見通しに関する記述」が含まれています。これらの記述には、エクセンシアの生成AIプラットフォームの性能、候補となる分子の発見と開発、住友ファーマとエクセンシアが完全または部分所有する製品候補に関する前臨床試験と臨床試験の時期、進捗、およびこれら試験の報告データが含まれます。エクセンシアの目標、計画、期待事項、意図、または見解を説明する記述は、将来見通しに関する記述であり、リスクを伴う記述とみなされるべきものです。こうした記述には、多数のリスク、不確実性、仮定的要因が影響します。例えば、マクロ経済状況と地政学的事象が当社事業に及ぼす可能性のある影響、エクセンシアとその提携先が計画した、または進行中の前臨床研究および臨床試験の開始・範囲・進捗ならびにこれらの費用にまつわる問題、臨床/科学/規制/技術面での情勢、ヒト治療薬として使用された場合に安全かつ有効である製品候補の発見・開発・商業化の過程、当該製品候補に関連する事業構築の取り組みといったものが考えられます。上述のリスクと不確実性に加え、2022年3月23日に米国証券取引委員会(SEC)に提出したエクセンシアのフォーム20-F年次報告書(ファイル番号:001-40850)のリスク要因のセクションおよびその他のセクション、ならびにエクセンシアが随時SECに提出するその他の書類( https://www.sec.gov/から入手可能)に記載されているその他のリスクと不確実性に鑑み、かかる将来見通しに関する記述で検討された事象および状況は発生しない可能性があり、エクセンシアの実際の結果は、そこで予測または暗示されたものとは重大かつ不利な方向で異なる可能性があります。エクセンシアの将来見通しに関する記述は、当社の経営陣の誠実な判断を反映したものですが、これらの記述は当社が現時点で把握している事実および要因にのみ基づいています。そのため、これらの将来見通しに関する記述に依拠しないようご注意ください。
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