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マクロ経済的負荷の下で世界の経済活動が徐々に再開している中で、Smartsheetの調査からは、業界によらずオーストラリアの組織では、リソース不足、つまり適正な研修経験や実務経験を有する人員、支援体制、従業員が限られている中で事業を進めなければならない状況が発生していることが示されています。オーストラリア人回答者の5人中1人近く(18%)が、自分の肩書きや職務の範囲外であるにも関わらずプロジェクト管理を行っています。こうした回答者、つまり業務を遂行している「市民プロジェクト・マネジャー」は、その50%が最初にプロジェクトの管理を行った際には少なくとも少し準備不足であったといい、17%はほとんどまたは全く準備できていなかったと言っています。さらに、回答者のほぼ全員(90%)が、プロジェクト・チームの管理に問題があったことの悪影響、例えば業務時間の増加、業務の重複、締切の遅れを目撃または体験していました。
Smartsheetのアジア太平洋担当副社長のナイジェル・メンドンサは、次のように述べています。「オーストラリアで有能な人材が不足していることで、研修経験や資格のない業務を追加で担当することを期待される従業員が増えています。リーダーは、従業員が燃え尽きたり業績が悪化したりすることを甘受することなく、プロジェクトおよびプロセスの管理について革新的な考えを行うことで業務方法をよりよい方向に転換していく無二の機会を得ています。」
この結果は、私たちが現在リソース不足に陥っていることを示していますが、同時にこの調査は、組織がリソース革命に向けて進んでいく機会も明らかにしています。それを実現するには、リーダーは締切を基準に成功を数値化するという考えから脱却して、その代わり人材および適切な技術の導入にフォーカスを当てる必要があります。この転換を行うにあたって、報告書では次の3つの重要な点が挙げられています。
ご自身およびご自身の企業の参考に「Future of Work Management 2023」の報告とそのインサイトの全文をお読みになるには、こちらをクリックしてください。
Smartsheetについて
Smartsheet(NYSE:SMAR)は、現代的業務管理のための企業向けプラットフォームです。Smartsheetでは、組織がより俊敏に動いて革新を促進できるように人材と技術を組み合わせることで、数百万人のユーザーがさらに多くを達成するお手伝いをしています。詳細については、www.smartsheet.comをご覧ください。
調査方法
Smartsheetの「Future of Work Management Report」調査は、2022年9月に、Wakefield Researchによって、従業員数が50人以上の企業で働く18~74歳の8000人の就業成人を対象に行われました。調査対象者は、米国、英国、オーストラリア、DACH(ドイツ、オーストリア、スイス)の市場から均等に抽出されました。全ての回答者が、何らかの形でプロジェクト・ベースの業務、つまり「開始と終了があるプロジェクト」に携わっていると自己申告しています。このようなプロジェクトを専門とする人々は、従業員数が50人以上の企業で働く就業成人の約60%を占めており、その業界はITおよびビジネスサービスから、医療・製薬、銀行・金融、建設、製造業まで多岐に渡り、それぞれの組織における役職および階層も様々でした。
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