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ニュートロン社の最高経営責任者(CEO)であるElizabeth Reczek博士は、次のように述べています。「私たちは、アジア太平洋地域で初めてnuBeam®システムを設置するという刺激的な画期的成果を発表できて、非常にうれしく思います。日本は、最新の加速器を用いたBNCT療法の時代の最前線にあり、臨床BNCT研究において世界をリードしています。SKGHとの連携を通じてこの革新の伝統を継続できることに感激しており、またBNCTのための中性子ビームに関するIAEAの勧告に適合する唯一のシステムを提供できることを誇りに思います。」
BNCTは細胞レベルでがんを標的化するもので、腫瘍を標的としたホウ素キャリア薬剤と中性子ビームを組み合わせて、周囲の正常組織を温存しながら腫瘍細胞自体の中にDNA損傷を与える電離放射線を発生させます。BNCTは、わずか1~2回の治療で原発腫瘍と局所転移の両方を高度な標的化によって治療できる可能性を持つため、固形腫瘍の放射線治療における破壊的進歩であり、腫瘍医が使える攻め手として刺激的な新ツールとなります。ニュートロン・セラピューティクスのnuBeam®システムは、利用可能な中で最も高い中性子束を発生させ、治療時間の大幅な短縮と患者体験の向上につながります。
nuBeam®中性子源は、FDA、PMDA、EMA、その他の規制機関によって商業使用や臨床使用が承認されているわけではありません。
ニュートロン・セラピューティクスについて
ニュートロン・セラピューティクスは、固形がんの標的放射線療法に使用される加速器ベースのホウ素中性子捕捉療法(BNCT)システムを提供する一流企業です。ニュートロン・セラピューティクスの主力製品であるnuBeam®治療プラットフォームは、BNCT用に従来の原子炉に代わるコンパクトな院内用中性子源として設計されたものです。nuBeam®システムは、競合システムよりも高い中性子束を提供し、IAEAの基準すべてに準拠する唯一のBNCTシステムです。www.neutrontherapeutics.com
湘南鎌倉総合病院について
徳洲会医療グループの湘南鎌倉総合病院(院長:小林修三(M.D.、Ph.D.))は、1988年11月、日本の神奈川県鎌倉市に開院しました。救急要請などの患者を「断らない医療」を実践し、多様化・拡大する社会の医療ニーズに応えるべく、組織を強化してきました。2021年には、再生医療や既存のトモセラピーに陽子線治療を加えた放射線治療などの最先端医療を提供する先進医療センター棟、2022年には地域の救急医療ニーズの高まりに対応するための救命救急センター・外傷センター棟を完成させています。現在、同院はBNCT治療の開始に向けて準備を進めています。https://www.shonankamakura.or.jp/english/
原文はbusinesswire.comでご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20230112005081/en/
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Elizabeth Reczek, PhD, CEO, Neutron Therapeutics, inquiries@nt-bnct.com