幅広い顧客層を持つ数十億規模の企業のウェイケン・グループが、中国、台湾、東南アジアでブレイズ製品を販売

米カリフォルニア州エルドラドヒルズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- エッジおよび自動車コンピューティング・ソリューションに革新をもたらすAIコンピューティング・イノベーション企業のブレイズは本日、中国、台湾、東南アジアのエッジ・コンピューティング市場におけるブレイズ製品のデマンドジェネレーション販売を目的としたウェイケンとのパートナーシップを発表しました。



ブレイズは、エッジでのAIアプリケーションのコンピューティングと製品化に対する現在未充足の需要に対応するために作られたAIコンピューティングのハードウェアおよびソフトウェア製品を提供しています。そのため自動車、IoTのほか、小売、都市鉄道、セキュリティ、工場におけるスマートビジョンを含む産業分野でのエッジ・コンピューティングに関するウェイケンのリーダーシップは、ブレイズの製品ラインにとって最適なマッチと言えます。ブレイズのPathfinderおよびXplorerプラットフォームとブレイズのAI Software Suiteを組み合わせることで、開発者は幅広いエッジ・ユースケースと産業分野において、より実用的で商業的に実現可能なエッジAI製品の新時代を切り開くことができます。また、Blaize AI Studioは、業界初となるエッジ向けのエンドツーエンドのAI製品化ソリューションを提供しています。


ブレイズ最高経営責任者(CEO)のディナカー・ムナガラは次のように述べています。「ウェイケンの実証された技術的専門知識とリーダーシップは、AIエッジ・コンピューティングと自動車分野で急成長中のアジア太平洋市場へのアクセスを広げるために大いに役立つでしょう。ウェイケンと共に、従来のプロセッサ・ソリューションよりも低コスト、低電力で、より高い演算性能と柔軟性を備えたAIコンピューティングの新時代をこの地域にもたらしたいと考えています。」


ウェイケン最高執行責任者(COO)のスタン・チ氏は次のように述べています。「Blaize PathfinderやXplorerのエッジAIコンピューティング・プラットフォームの能力には感銘を受けています。IoT、スマートリテール、スマートシティ、スマートファクトリーの分野の当社のお客さまは、ブレイズとのパートナーシップからメリットを受けます。自動車分野では、ECUコンソリデーションなどの領域におけるブレイズのイノベーションが当社の顧客層にも受け入れられるでしょう。」


システムおよびエネルギー効率、低遅延、柔軟性に注力したブレイズのリーダーシップ


ブレイズの組み込みプラットフォームおよびアクセラレータ・プラットフォームは、エッジ・コンピューティングのニーズに応えるために設計されたBlaize Graph Streaming Processor(GSP)アーキテクチャをベースに構築されています。16個のGSPコアと16TOPSのAI推論性能を15Wの消費電力で実現したGSPは、エッジAIアプリケーションにおいて、GPU、FPGA、CPUと比較してシステムレベルの性能・コスト比を最大20倍向上させます。さらに、GSPは6倍のメモリー帯域幅削減と10倍のレイテンシー削減を可能にします。ブレイズのGSPは100%プログラマブルなプロセッサであり、マルチスレッドやストリーミングなどの高度な能力を備えているため、柔軟性を損なうことなく、この効率性を実現しています。Blaize PicassoとAI Studio製品で構成されるブレイズのAIソフトウェア・スイートは、オープン標準とアクセスのしやすさで業界をリードしており、エッジ・アプリケーションの生産開始までにかかる期間を数カ月から数日に短縮します。


ウェイケン・グループについて


ウェイケン・グループの親会社のウェイケン・インダストリアル(台湾証券コード:3033)は、1977年1月に設立されました。主な事業内容は、各種半導体電子部品、情報チャネル製品、技術サービスの提供です。ウェイケン・グループは、グレーターチャイナ(台湾、香港、中国)および東南アジア(シンガポール、フィリピン、マレーシア、タイ、ベトナム)のビジネス市場を深く開拓し、市場で強力な販売チャネルを構築し、これらの地域の顧客に経験豊富で適格な技術サービスを提供してきました。2020年に、ウェイケン・グループの収益は584億台湾ドル(約20億米ドル)に達しました。


ブレイズについて


ブレイズは、テクノロジーが提供する価値を飛躍的に向上させて人々の仕事や生活を改善するため、AIの可能性を解き放つ新世代コンピューティングをリードしています。自動車、小売、セキュリティ、産業、都市鉄道などのスマートビジョン・アプリケーションに焦点を当て、AIデータの収集と処理のための変革的なエッジ・コンピューティング・ソリューションを提供しています。また、デンソー、ダイムラー、SPARXグループ、マグナ、サムスン・カタリスト・ファンド、テマセク、GGVキャピタル、ウェーブメーカー、SGInnovateといった戦略的投資家やベンチャー投資家からの出資を受けています。エルドラドヒルズ(カリフォルニア州)に本社を置き、キャンベル(カリフォルニア州)とケーリー(ノースカロライナ州)にチームを置き、ハイデラバード(インド)、マニラ(フィリピン)、リーズとキングスラングレー(英国)に子会社があり、世界で300人以上の従業員を擁しています。www.blaize.com


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ブレイズが自動車、小売、都市鉄道、産業市場におけるアジア太平洋での販売をウェイケンとの提携で拡大