■GENKI INNOVATION CENTER NIIZAシンボルマークについて 「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」のシンボルマークは、元気キッズグループの理念「どんなGENKIもうけとめる」を体現し、ダイバーシティとインクルーシブを象徴するデザインです。中央のシンボルフェイスは、円と円弧で描かれた顔のモチーフを継承。何ものでもあり、何ものでもない「未完成の完成形」として、子どもたちの無限の可能性や多様な感性を刺激します。このモチーフは、性別や世代を超えたつながりと、純粋な心で感じる自由さを表現。アーティスト高橋 理子氏がデザインし、施設のビジョンに合わせて外周を扇形から四角形に変更。四角形は、誰もが安心して集える地域の基盤と、共生を支える安定感を象徴します。 「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」は、子どもから大人までが自然に集うコミュニティハブ。このシンボルマークは、互いを認め合い、新たなイノベーションを生む場を視覚的に表現し、地域に根ざした「GENKI」の広がりを願っています。
近年、「共生社会」という言葉が広く使われるようになりました。もちろん、誰もが排除されずにいられる社会を目指すことは大切です。けれど私たちは、「共生しなければならない」というプレッシャーではなく、ただ“ふつうに、そこにいていい”と思える場所をつくりたいと考えています。GENKI INNOVATION CENTER NIIZAでは、誰かと無理に関わらなくてもよいし、関わりたいときは自然に混ざれる。人と人とのあいだにある適度な距離感が、居心地のよさや安心感を生み出します。カフェでは、ベーグルを買いに来た地域の方が、本を片手に静かに過ごす。その隣では、障がいのあるスタッフが自分の得意な作業に取り組み、充実した表情を見せる。 それぞれが、それぞれのペースで、その場所にいる――「特別」や「配慮」ではなく、「自然な在り方」が交差する空間を、私たちは目指しています。「共生社会」はゴールではなく結果。無理に混ざらなくても、互いを認め合える関係性が、日常の中に育っていく。そんな“あたりまえ”を地域の中に根づかせていきたいと願っています。