HOSEIミュージアムテーマ展示〈働く人々とその社会の探究〉「社会を記録する」

HOSEIミュージアムは、法政大学市ケ谷キャンパスにてHOSEIミュージアムテーマ展示〈働く人々とその社会の探究〉「社会を記録する」(大原社会問題研究所企画)を2023年9月1日~2024年4月27日に開催します。また9月1日には、オープニングを記念してギャラリートークを実施します(事前申込制)。

「社会を記録する」は、HOSEIミュージアムを構成する6つのテーマのうち〈働く人々とその社会の探究〉をテーマとし、大原社会問題研究所が所蔵する貴重な資料を展示します。社会問題の解決を企図する大原社会問題研究所は、1919年の創設以来、調査研究の基礎となる資料の収集・公開に努めてきました。今回の展示では、およそ100年前に収集された映像、貴重書、写真を通して様々な媒体で「社会を記録する」ことの意味を考えます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/365061/LL_img_365061_1.jpg
HOSEIミュージアムテーマ展示〈働く人々とその社会の探究〉「社会を記録する」

【開催概要】
■会期 :第1部 2023年9月1日(金)~12月23日(土)
第2部 2024年1月10日(水)~4月27日(土)
■会場 :HOSEIミュージアム ミュージアム・コア
(東京都千代田区九段北3-3-5法政大学九段北校舎1階)
■展示内容:・「神戸川崎・三菱大争議」(1921年)フィルムの上映
・貴重書展示
第1部:マルクス―社会を変革する―
第2部:ルターからロバート・オーウェン
―「近代」の思想的源泉―
・『関東大震災写真集1923・9』展示
第1部:都市の被災状況―建物・死者・街―
第2部:被災後の都市―避難・救援・復旧、復興―

※9月1日に、オープニングを記念してギャラリートークを実施します。
詳細は下記法政大学大原社会問題研究所ウェブサイトをご確認ください。(事前申込制)
法政大学大原社会問題研究所ウェブサイト( https://oisr-org.ws.hosei.ac.jp/ )

※9月1日~30日まで、HOSEIミュージアム2023年度特別展示
「都市と大学―法政大学から東京を視る―」を同時開催します。
両展示の詳細は下記ウェブサイトをご確認ください。
HOSEIミュージアムウェブサイト( https://museum.hosei.ac.jp/ )


【大原社会問題研究所について】
1919(大正8)年に大阪で創立。1949年に法政大学と合併、現在に至る。100年の歴史を誇る社会科学の分野ではわが国で最も古い歴史を持つ研究所。『大原社会問題研究所雑誌』(月刊)、『日本労働年鑑』、研究所叢書をはじめ、出版活動も積極的に展開。21世紀に生起する労働問題の解明を中心にしながら、同時にジェンダー、社会保障、環境、貧困などの諸問題の研究にも力を入れている。研究所所蔵の図書・資料は、社会・労働問題関係図書をはじめとする約21万冊。その他、貴重書、ビラ・チラシなどの原資料、ポスター・写真・バッジなどの社会運動関係の現物資料など多数を所蔵。インターネットを通じた情報公開と研究支援も積極的に展開している。
情報提供元: @Press