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ダイキン工業株式会社は、除湿量、加湿量、換気量を向上し、年間を通じた快適性をさらに高めたルームエアコン『うるさらX(エックス)』を11月1日より発売します。
在宅時間の増加や空気質に対する意識の高まりに伴い、ルームエアコンには「冷やす・暖める」以外の役割も期待されています。当社が20年以上前から搭載、強化してきた換気や加湿などの機能が改めて注目されている一方で、湿度の高さが夏場の蒸し暑さの原因となる日本では、近年の猛暑などを背景に、より高度な除湿機能が求められています。
本商品では、圧縮機の回転数やファンの制御を見直すことで、以前から採用している当社独自の除湿制御「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」による除湿量を、約20%向上※1させました。室内の湿度を、よりすばやく抑えて快適な環境をつくります。「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」は気温と湿度に応じて柔軟に冷媒流量を調整することで、効率的に除湿を行います。夏場や梅雨時期だけでなく、比較的気温が低い春や秋の湿気が気になる日など、年間を通じて活用できます。
また、住宅業界における脱炭素の動きとして、省エネ性の高い、高気密・高断熱住宅の普及が今まで以上に加速することが予想されます。高気密・高断熱住宅は空調負荷が小さく、空調の年間消費電力量を抑えられることが特長です。一方で、一般的な除湿運転では湿度を十分に下げられない場合があります。温度と湿度の同時設定もできる「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」は、室温が設定温度に到達しても除湿し続けることができ、高気密・高断熱住宅で発生しやすい“低温高湿”な環境にも対応します。『うるさらX』は季節ごとの気温や湿度、住宅の高性能化を背景としたこれからの住まいにも対応し、快適な空気環境を実現していきます。
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・室内ファンと圧縮機の制御を見直し、除湿量が約20%アップ。最大1,800ml/h※1の除湿が可能。
・除湿の速さを約20%向上※2させ、目標湿度にすばやく到達。
・加湿・換気ファンの性能を向上。人が感じる運転音は従来のままで、加湿量、給気換気量をアップ。
・風量「しずか」設定時は、従来の加湿量、給気換気量を維持し、人が感じる運転音を約10%低減※3。
・独自の気流制御、AI快適自動運転、高効率スイング圧縮機で節電に貢献。
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以前から搭載されている「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」の除湿量とスピードが約20%アップしました。風量と圧縮機の回転数の向上により、最大1,800ml/hの除湿が可能になりました※1※2。湿気が気になる日も体感温度を下げ、涼しい環境をよりすばやく実現します。
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『うるさらX』の「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」は、気温や湿度に応じて弱冷房除湿から再熱除湿までを自動で切り替えます。夏場は大容量の除湿が可能で、比較的気温が低い春や秋の湿気が気になる日には室温の低下を抑えながら除湿します。幅広い季節に快適な空間を実現します。
また、効率的なことも特長です。当社独自の多段階電子膨張弁により、気温や湿度に応じて必要な除湿量を小容量から大容量まで連続的(リニア)に制御することが可能です。特に、一般的に消費電力が増加しやすい再熱除湿時でも、熱交換器の温度を柔軟に調整することでエネルギーの無駄を抑えます。「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」は、快適性と省エネ性を両立した除湿方式です。
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『うるさらX』の「うるる加湿」は給水せずに室内を加湿できるのが特長です。本商品では「加湿・換気ファン」の回転数を上げ、外気から水分を取り出す「加湿ローター」に、より多くの空気を通過させることで加湿量をアップしました。給気換気についても、同様の制御で換気量を向上しました。
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「加湿・換気ファン」の回転数を上げると風切り音が増大しますが、「加湿ホース」の通風経路に「吸音マフラー」を搭載することで、室内で聞こえる音を抑えました。加湿量と換気量は増加しますが、人が感じる運転音は従来通りを維持しました。
就寝や在宅ワークの時にも適した風量「しずか」モードでは、従来と同じ加湿量・換気量を維持したまま、人が感じる運転音を約10%低減※3しました。
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本商品は、独自の要素部品と機能で節電をサポートします。エアコンの消費電力の多くを占める圧縮機には、独自形状と滑らかな動きでエネルギーロスを抑えるスイング式を以前から採用し、高効率な運転を可能にしています。気流制御においては、暖房時は冷えやすい足元を中心に暖め、冷房時は気流を循環させてお部屋をすばやく※4快適にし、室内の温度ムラを抑えます。温度ムラの抑制は設定温度の上げすぎ、下げすぎの防止にもつながります。
また、「AI快適自動運転」は、室内の温度や湿度、壁からの輻射熱、リモコンの操作履歴をAIが解析します。室内の状態や使う人の運転内容を関連付けて学習することで、効率的な運転を行います。さらに、消費電力を抑制する「パワーセレクト」機能も搭載しています。リモコンで設定すると、電流値の上限を設けてエアコンの能力を抑えながら運転します。電力需給のひっ迫などで求められる緊急時の節電にも対応します。『うるさらX』は、近年さらに重要性を増す省エネや節電にも貢献します。
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家に人がいない間に約1~2時間で湿度を下げた後、湿度50%以下の低湿度環境を約3時間以上キープする強力な除湿運転をすることで、室内のカビの成長を抑制※5します。梅雨などの湿気が気になる季節もお部屋を清潔に保ちます。
冷房運転や除湿運転時、室内機に発生した結露水の受け皿(ドレンパン)に、銀イオン抗菌剤を搭載しました。ドレンパンに溜まった水に抗菌剤が溶け出し、菌の繁殖を抑制※6します。
※1 試験条件:一般社団法人 日本冷凍空調工業会基準 室内温度24℃、室内湿度60%、外気温度24℃、外気湿度80%の恒温室にて従来機の除湿量と試験機(パワフル除湿モード)の除湿量を比較。従来機AN40ZRP 1,500ml/h 消費電力600W、吹出し温度24℃。試験機AN403ARP(パワフル除湿モード)1,800ml/h 消費電力880W 吹出し温度24℃。条件や設定によっては除湿量が得られない場合があります。
※2 試験条件:当社環境試験室 洋室14畳 従来機AN40ZRPと試験機AN403ARPの比較。室内外温度24℃、室内外湿度80%で運転開始。従来機は除湿/風量自動(50% 到達57分)試験機はパワフル除湿で運転(50% 到達45分)。実使用環境での効果とは異なります。
※3 試験条件:加湿暖房 室内風量設定「しずか」時のSONE値、従来機AN40ZRP 4.0 SONE(36 dB)と試験機AN403ARP 1.8 SONE(34 dB)の比較。給気換気 風量設定「しずか」時のSONE値、従来機AN40ZRP 2.3 SONE(37 dB)と試験機AN403ARP 2.0 SONE(35 dB)の比較。SONE:騒音レベルを表す単位はdBですが、周波数帯によって異なる“聞こえ方”は考慮されていません。実際耳に聞こえる音の大きさとして定められた尺度が音の感覚量SONE(ソーン)です。当社基準で測定:計測位置はルームエアコン騒音測定の基準JISC9612に基づき収録し、ISO532B(ラウドネス値)に基づいて算出。実使用環境での効果は異なります。
※4 当社試験による。試験機AN403ARP(冷房時)設定温度26℃、室内温度35℃、外気温度35℃においてエアコンから6m先が26℃になるまでの時間をサーキュレーション気流ありとなしで比較。サーキュレーション気流あり:7分、なし:15分。
※5 試験条件:当社環境試験室 洋室14畳 試験機:AN403ARP エアコン設置面から4m離れた場所にカビセンサーを設置し、室内温度25℃、室内湿度85%の環境で「しつどクリーン運転」を5時間設定で運転開始。「しつどクリーン運転」有無によるカビ菌糸長を測定。評価機関:一般社団法人カビ予報研究室 試験報告書No.220601。9.0kWモデルでは除湿制御が異なります。不在時にご使用ください。既に発生したカビを取り除く効果はありません。実使用環境での効果は異なります。
※6 評価機関:一般財団法人日本食品分析センター 試験報告書番号22079803001-0101号 抗菌性試験の実施。試験方法:ドレンパン内の水分量と同じ精製水に銀イオン抗菌剤を溶出させた抗菌水と精製水との比較。保存温度27℃の環境にて普通寒天培地で24時間培養し菌数を測定。3種類の細菌で評価。抗菌の方法:銀イオン抗菌剤。対象部分:室内機排水ドレンパン内の水分。結果:検出なし 99.0%以上抑制。
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ダイキン工業株式会社 コーポレートコミュニケーション室
大阪(06)6373-4348/東京(03)6716-0112
prg@daikin.co.jp