「京都アニものづくりアワード2022」公式ビジュアル(イラスト:さけハラス)

アニものづくりアワード実行委員会は、アニメ・マンガ作品、キャラクターなどを活用した企業・団体など異業種によるタイアップコラボ作品を表彰する『京都アニものづくりアワード2022』を開催することを決定いたしました。また、作品エントリー受付を2022年5月16日(月)より開始いたします。表彰式は、京都市で9月開催予定の「京都国際マンガ・アニメフェア2022(京まふ)」にて開催いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/308248/LL_img_308248_1.png
「京都アニものづくりアワード2022」公式ビジュアル(イラスト:さけハラス)

近年アニメやTVアニメの大ヒットが相次いだことで、アニメ市場は歴史的な成長をつづけ、幅広い年齢層においてファンが増加しています。そして自動車メーカーや流通、飲食、ITなどの企業が、アニメ・マンガ・キャラクターを、広告やコラボ商品などのマーケティングに活用する事例が一般的になりつつあります。
「アニものづくりアワード」は、こうしたアニメ業界と企業とをつなぐ懸け橋となり、こうしたアニメを活用した優れたコラボレーションやタイアップの取り組みを顕彰するアワードとして、2017年にスタートしました。これまで延べ500を超える作品が応募され、過去4回開催された「アニものづくりアワード」では多くの優れた入賞作が選出されてきました。
昨年に引き続き、今年度も9月に京都で行われる「京都国際マンガ・アニメフェア2022(京まふ)」内にて、同イベントと共催する運びとなりました。アニメCM部門、コラボ部門、クラフトデザイン部門、インターナショナル部門、地方創生部門など7部門で選考いたします。また選考委員には委員長の夏野剛氏をはじめ、アニメ、キャラクター、ゲーム、広告領域に造詣が深い方々に就任いただきました。
応募期間は2022年5月16日(月)から6月30日(木)まで。アニものづくりアワード公式サイトからご応募いただけます。グランプリおよび各部門の入賞作は9月中旬に京都で開催される「京都国際マンガ・アニメフェア2022(京まふ)」にて発表、及び授賞式を行う予定です。

応募詳細、過去受賞作は『アニものづくりアワード』公式サイトへ→ https://animono.jp


【アニものづくりアワード実行委員からのご挨拶】
2017年に創設して、通算5回目の「アニものづくりアワード」開催となります。京まふ、KYOTO CMEX、京都市、後援・協力団体、これまで応募いただきました企業・団体をはじめ、関係各位に深く御礼申し上げます。
昨今コロナの巣ごもりの影響や視聴環境の充実により、これまで以上にアニメは幅広い世代で視聴されるようになりました。それに伴い、アニメ・マンガ・キャラクターを活用した様々な企業マーケティングも多様化しています。自治体をはじめとする地方創生などでも大いに活用されています。また、海外でも事例が増えてきました。ぜひとも皆様の素晴らしい作品を応募いただき、アワードを通じて、アニメ×異業種のさらなる発展、そして皆様の知識向上の一助になれば幸いです。


【アニものづくりアワードとは?】
近年、アニメ作品の国民的大ヒットや、幅広い世代でのアニメファンの増加により、これまでアニメとは直接関係のなかった企業や法人がアニメとコラボレーションする機会が増え、注目を集めています。自動車、食品飲料メーカー、流通、ARやVRなど最新テクノロジーを持つベンチャー、伝統工芸など幅広い業種でアニメとのコラボレーションが行われたり、聖地巡礼といわれるアニメを媒介としたコンテンツツーリズムを積極的に企画する団体が増えているなど、様々な事例が生まれています。『アニものづくりアワード』は、こうした中から優秀作品を表彰することで、企業・団体の取り組みを広く世に伝え、よりクオリティの高いコラボコンテンツを増やしていくことを目的に、2017年に設立されました。
アニメ文化との繋がりも深く、伝統産業から先端産業まで多くのものづくり企業が集まる京都市から、全国、世界へ「アニものづくり」を発信していきます。


【用語:アニものづくり】
アニメを中心としたコンテンツを活用して「ものづくり」や「コトづくり」を行う、新しいムーブメントが盛り上がりを見せています。『アニものづくり』は、日本の強みである「アニメ」と「ものづくり」や「コトづくり」の組み合わせによって生まれる、新たなビジネス価値、技術、文化、プロダクト、サービスのことを指します。


【「京都国際マンガ・アニメフェア2022(京まふ)」とは】
京都市におけるコンテンツ産業の振興を図るため、以下4点を目的に開催される西日本最大規模のマンガ・アニメの総合見本市です。
(1)マンガ・アニメを活用した新たなビジネスの創出支援
(2)クリエイターの育成支援・雇用機会の創出
(3)若者や外国人など新たな観光客の掘り起こし
(4)マンガ・アニメ文化の海外発信によるコンテンツ都市・京都のブランド向上
コロナ禍でも多くの来場者が訪れ、出版社やテレビ局、映像メーカーなどが出展し、最新作のPRやグッズ販売、ステージイベントが開催されるほか、クリエイターや学生支援の取組が行われます。


【「京都アニものづくりアワード2022」応募概要】
<応募対象>
2020年1月1日から2022年6月30日の間に、発売・公開・実施された企業や法人、団体による商品・サービス・広告・プロモーションのうち、アニメやマンガ、キャラクター等を活用したものが対象です。

<応募期間・方法>
応募期間:2022年5月16日(月)より2022年6月30日(木)まで ※予定
※応募方法はアニものづくりアワード公式サイトの応募フォームにて。

<応募部門>
(1)アニメーションCM部門
TVやWEBなどで公開された、アニメーション技法で制作された動画広告作品を対象とします。

(2)コンテンツコラボ部門
既存IP(アニメ、マンガ、キャラクター等)の特性や世界観を活かし、商品やサービスおよび広告プロモーションなどの分野で商品化・タイアップ・コラボレーションを行ったものを対象とします。

(3)オリジナルコンテンツ部門
企業による自社キャラクターやオリジナルコンテンツ(キャラクターを用いた映像、声優による各種コンテンツ、読みもの等)を活用し、商品・サービス開発および広告プロモーションを行ったものを対象とします。

(4)クラフトデザイン部門
アニメ、マンガ、キャラクターなどを活用した企業の商品、伝統工芸とのコラボレーション商品、ノベルティグッズ等において優れたクラフトデザインだったものを対象とします。

(5)テクノロジー・イノベーション部門
アニメ、マンガ、キャラクターなどとIT技術を組み合わせたエンターテインメント性及び技術革新性が高いプロダクト、サービスなどを対象とします。

(6)インターナショナル部門
日本以外の地域において、日本のアニメ、マンガ、ゲーム、キャラクター作品などを活用したTVCM、コンテンツコラボ、クラフトデザインなどの企業コミュニケーション全般を対象とします。

(7)地方創生部門
地域の産業振興などの地方創生を目的とした、アニメ・マンガ・キャラクターを活用した企業・団体・自治体などによる取り組み。広報活動、観光PR、伝統工芸とIPのコラボレーション、聖地巡礼関連ビジネス、イベントなどが含まれます。
※応募可能な一例|伝統工芸×アニメ、地域×アニメ、自治体×アニメ、聖地巡礼関連ビジネス、交通×アニメ、観光PR×アニメ

(8)総合グランプリ
上記カテゴリーの中から特に優れたものに対して贈る総合グランプリ

※コンテンツ事業者、広告代理店、メーカー担当者など関係者であればどなたでも応募可能です(自薦応募のみ)。
※各部門への重複応募が可能です。
※過去の応募作品は審査対象外となります。ただし、アニメCMやコラボ商品等のシリーズ新作の発売・公開等が、今回の応募期間内に含まれる場合は応募可能です。
※「アニメ×異業種」がテーマですので、例えばアニメ会社による新作アニメの宣伝、出版社による新刊マンガのプロモーション、ゲーム会社による新作ゲームプロモーションなど、コンテンツ事業者による取り組みは対象外になります。不明点は公式ホームページ、または事務局までお問い合わせください。
※部門や内容について予告なく変更する場合があります。

<各部門賞の発表>
発表・授賞イベント:2022年9月中旬(予定)
於:「京都国際マンガ・アニメフェア2022」会場内

<選考委員>
■選考委員長
夏野 剛 氏(近畿大学 特別招聘教授 情報学研究所長)

■選考委員
遠藤 諭 氏(株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員)
数土 直志 氏(ジャーナリスト)
中村 彰憲 氏(立命館大学映像学部教授、立命館大学ゲーム研究センター センター長)
丸山 正雄 氏(スタジオM2代表取締役社長)
柳川 あかり 氏(東映アニメーション株式会社 企画部 プロデューサー)
陸川 和男 氏(キャラクター・データバンク代表取締役社長、一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会 専務理事)
※五十音順

■特別選考委員
齋藤 茂 氏(KYOTO Cross Media Experience実行委員会委員長、株式会社トーセ代表取締役会長 兼CEO)
真木 太郎 氏 (ジェンコ代表取締役)
林 龍太郎 (広告クリエイター・プロデューサー)
※五十音順

<主催・運営>
主催:アニものづくりアワード実行委員会
共催:京都国際マンガ・アニメフェア2022実行委員会、KYOTO Cross Media Experience実行委員会

<協力>
Anime Expo

<後援>
株式会社キャラクター・データバンク
京都市
株式会社Tokyo Otaku Mode
Peatix Japan株式会社
※五十音順


※新型コロナウイルス感染症の状況により実施内容を一部変更する場合がございます。
情報提供元: @Press