White Carbon


概要

建築/土木/舗装の枠を超えて、脱炭素社会に貢献するCP(Carbon Pool)コンクリート・プロジェクトが始動、RRCS(一般社団法人 生コン・残コンソリューション技術研究会)の会員企業がコンソーシアムを形成し応募したNEDO・グリーンイノベーション基金事業に採択されたことをお知らせいたします。

団体概要はこちらから
https://rrcs-association.or.jp/index.html

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White Carbon
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概要

昨年10月に公募されていたNEDO・グリーンイノベーション基金事業「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」において、RRCS会員で形成したコンソーシアムが採択されたと1月28日(金)にNEDOより公表されました。事業期間は2030年までで、総事業費規模は約100億円、うちNEDOからの支援規模は約88億円にのぼる予定です。

■CPコンクリートの研究開発の為のコンソーシアムを形成
このCPコンクリート・コンソーシアムは、幹事会社として株式会社安藤・間が全体の取りまとめをし、大成ロテック株式会社、株式会社内山アドバンス、大阪兵庫生コンクリート工業組合、灰孝小野田レミコン株式会社を委託先、さらに再委託先として日本道路株式会社、株式会社佐藤渡辺、青木あすなろ建設株式会社、株式会社淺沼組が参画。その他、三和建業株式会社、白石建設有限会社、有限会社長岡生コンクリート、ヒロセホールディングス株式会社、トピー工業株式会社、光洋機械産業株式会社、株式会社グロースパートナーズ、丸壽産業株式会社 など、RRCS加盟全100社を動員して研究開発及び社会実装に臨みます。
コンクリート舗装から始まるこのプロジェクトをGreen Carbon, Blue Carbonに続く「White Carbon」と提唱し、今後の脱炭素社会に向けて、グリーン、ブルーに続く大きな柱になり得るものと考えています。

■業界のトップアカデミアが揃った「LCCO2・LCA・LCC統合評価設計システム構築」チーム
もう一方のチームは「LCCO2・LCA・LCC統合評価設計システム構築」と題して、RRCS代表理事を務める野口貴文教授をはじめ、一般財団法人電力中央研究所、東京都立大学・上野敦先生、国立環境研究所・藤井実先生、明星大学・中島洋行先生と、業界のトップアカデミアが集結。将来的なコンクリートによるCO2吸収のカーボンクレジット化やESG金融の活性化につながるであろう、総合評価設計システムを構築します。

■プロジェクトのキックオフにあたって、幹事会社・株式会社安藤・間のコメント
幹事会社の株式会社安藤・間、池上徹 取締役副社長より「安藤ハザマは、CARBON POOLコンクリートを脱炭素社会の基軸とし、主要建設資材であるコンクリートをカーボンネガティブ材料に転換させるため、幹事会社としてコンソーシアムを強力にけん引していくとともに、「安藤ハザマVISION2030」で掲げる環境価値の創造の実現に向けた最も重要な事業の一つと捉えて、強力に推進していきます。」と大変力強いコメントをいただきました。

RRCSはコンソーシアムを全力でバックアップしていくと共に、新春に隈研吾氏との対談で話題となったRRCS対談座談会、さらにリサイクル・リロケート・オンサイトの分科会と、今年も活躍をより一層広げていく予定です。

加盟希望は下記までお問い合わせください。


【本件に関するお問い合わせ先】
一般社団法人 生コン・残コンソリューション技術研究会
担当: 寺田愛
TEL : 03-4405-1057
MOB : 070-1518-4144
URL : https://rrcs-association.or.jp/
情報提供元: @Press