産業用3Dプリンター「FUNMAT PRO 610 HT」は、造形の難しいスーパーエンプラ(スーパーエンジニアリングプラスティック)出力に対応した、大型の3Dプリンターで、2ヘッド搭載で各種溶解サポート材との同時造形が可能。 スーパーエンプラの造形が可能になったことで従来の金型製作のコストを大幅削減できるほか、大型の試作モデルや治具、実部品製作といったニーズに対応することで生産性の大幅向上を実現します。
【「FUNMAT PRO 610 HT」開発の背景】 産業用3Dプリンター「FUNMATシリーズ」は、上海に拠点を置くグローバル企業「INTAMSYS」の3Dプリンターブランドになります。 これまでも小型ながらもPEEK造形が安定してできる「FUNMAT HT-E」や、PEEK造形時にPEEK用サポート材も使用可能な、2つのノズルを持つデュアルヘッドモデル「FUNMAT PRO 410」を発売。 特にPRO410はANIWAA(フランスの3Dプリンティング情報媒体)の「2019年度 PEEK材に最適な3Dプリンター最優秀賞」に選ばれ、更に「3D Printing Industry Awards」の最終候補にもノミネートされました。
今回INTAMSYSの日本総代理店であるFT社が販売する「FUNMAT PRO 610 HT」は「PRO 410」を超える事を目標に、INTAMSYSが社是としている「洗練された(スマートな)付加製造方式を現場に」を実現する、フラグシップモデルとして開発されました。
【「FUNMAT PRO 610 HT」の特長】 1.シリーズ最大の造形エリア ワークサイズはW610×D508×T508mmと大きく、大型造形物はもちろん、造形台の大きさを活かして小型モデルを複数同時に造形し、時間短縮することも可能です。