ソーシャルテクノロジーによる生活者マーケティングの実現を支援するアライドアーキテクツ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役CEO:中村壮秀、証券コード:6081)は、7月17日(金)、ラオックス株式会社(東京都港区、代表取締役:羅 怡文、証券コード:8202、以下「ラオックス」)と業務提携を行ない、ラオックスの主要株主である中国最大級の小売企業・蘇寧易購グループ(江蘇省南京市玄武区、代表取締役会長:張 近東、以下「蘇寧グループ」)の中国販売ネットワークを活用した中国向け販売パッケージの提供を開始しましたのでお知らせいたします。

このたびの業務提携により、広告主企業様に対して越境EC、インバウンド、中国への商品の輸出といった幅広いご支援が可能となります。



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業務提携の背景



経済産業省が発表した「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によると、世界の越境 EC 市場は2018年で6,760 億米ドル、2020年には9,940億米ドルにまで成長すると予測されています。また、日本、アメリカ、中国の3か国の2018年の越境ECの市場規模は、日本が2,765億円、アメリカが1兆3,921億円、中国が3兆2,623億円となっているなど、今や世界中の消費者が中国市場に注目しています。

一方で、インバウンドにおいては訪日客が前年比99.99%減(2020年4月)と衝撃的な数字となり、越境ECにおいては中国現地企業や中国に展開している海外企業との競争が過熱するという課題に直面しており、今後の中国展開においては、様々な手法を用いた総合的なマーケティング施策を迅速に行なっていくことがこれまで以上に重要になると考えられます。

そこで当社は、現在行なっている日本企業の中国向け越境EC、インバウンド施策におけるマーケティングプロモーション領域のご支援だけではなく、さらに幅広いご支援を円滑に実施し、日本の広告主企業様の中国向けマーケティングにおける成果向上に寄与するため、このたびの業務提携に至りました。



業務提携の狙い



今回の業務提携により、「ラオックスのインバウンドにおける集客力」「蘇寧グループの中国本土での販売ネットワーク」「アライドアーキテクツの中国SNSを活用したマーケティング力」を組み合わせて、インバウンド、越境EC、中国への商品輸出といった中国向けマーケティング支援が可能になります。



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【1】ラオックスのインバウンドにおける集客力



6月18日(木)にグランドオープンしたLaox道頓堀店は、「食」に特化し、「日本のいいもの」「アジアのいいもの」「世界のいいもの」を日本のお客様、そして世界中のお客様に知っていただきたいという想いが込められており、ラオックスのミッションである“グローバルライフスタイル”を体現したモデル店舗となっています。ラオックスのインバウンドにおける知名度や店舗コンセプトから、道頓堀店には非常に多くの中国人の来店が予想されており、同店舗内の棚にプロモーション対象商品を置くことでブランディング向上や中国展開前のテスト販売による販売検証が可能です。



【2】蘇寧グループの中国本土での販売ネットワーク



ラオックスの主要株主である「蘇寧グループ」は中国最大級の小売企業です。2019年の売上高は2,692億2900万元(約4兆円)で前年比約10%増加しています。中でも日用品分野の売上が前年比約115%増加の455億7,000万元(約6800億元)と大幅に成長し、家電に次ぐ同社の第2の柱になりました。また、EC分野においても中国第4位のシェアを誇り、中国本土での強力な販売ネットワークを保有しています。

蘇寧易購ECサイト:https://www.suning.com/

ラオックス蘇寧易購越境ECサイト:https://laox.suning.com/



【3】アライドアーキテクツの中国SNSを活用したマーケティング力



当社が提供する中国SNSを活用したマーケティングソリューションによって、中国向けのブランディング、話題づくり、口コミが全くない状態からの新規創出、または拡大を効率的に行うことが可能です。



中国向け販売パッケージの内容



・日本国内店舗での販売パッケージ



ラオックスは、Laox道頓堀店の一部の棚をプロモーション対象商品のブランディング・テスト販売に使用します。さらに、ラオックスおよび当社はラオックスの国内公式SNSをはじめとした日本国内のSNSを活用したブランディング・販促・プロモーションを行い、売り場づくりからプロモーションを一体化させることにより、店頭での売上拡大に繋げることが可能です。また、訪日観光客数の回復とともに、訪日外国人観光客からの売上拡大が見込めます。



・越境EC、中国への商品輸出パッケージ(2020年9月末まで先着20社限定)



ラオックスが運営している中国越境EC旗艦店(天猫国際・考拉海淘・蘇寧国際)に商品を出品することで販路を開拓し、さらに、ラオックスが毎週開催しているライブコマース配信で商品の販売を行います。一方、当社は中国SNSを通じた口コミ生成、KOL活用をはじめとしたマーケティング支援を行います。

ライブコマース配信での販売結果や在日中国人ユーザーのアンケートをもとに、中国消費者のニーズ把握やラオックスの主要株主である蘇寧グループの販売ネットワークを活用した販路開拓が可能です。



中国輸出・越境EC・インバウンド検討中のメーカー様向けに中国販売マーケティングを解説するセミナーを開催



また、このたびの業務提携に伴い、中国輸出・越境EC・インバウンド検討中のメーカー様向けに越境EC、インバウンド、中国向け輸出の最新状況や事例の解説、さらに今回の業務提携を機に見据える今後の成長戦略をご紹介するオンラインセミナーを開催いたします。

名称 :中国輸出・越境EC・インバウンド検討中のメーカー様向け

    ラオックス×アライドアーキテクツのソリューションを活用した

    日本ブランドの中国販売マーケティング手法

日時 :2020年7月21日(火)15時00分~17時00分 (開場:14時40分)

会場 :オンラインセミナー(ライブ配信)

   ※Zoomを使用して配信いたします。

定員 :100名(応募者多数の場合は増枠もしくは抽選とさせていただきます)

参加費  :無料

お申込み :https://service.aainc.co.jp/global/2020/china_0721



ラオックス×アライドアーキテクツのソリューションを活用した日本ブランドの中国販売マーケティング手法 : https://service.aainc.co.jp/global/2020/china_0721



当社は今後も日本企業の中国向けマーケティング施策における更なる成果向上や価値の提供に貢献してまいります。



アライドアーキテクツ株式会社 会社概要



・代表者 : 代表取締役CEO 中村壮秀

・所在地 : 東京都渋谷区恵比寿一丁目19-15 ウノサワ東急ビル4階

・URL : https://www.aainc.co.jp

・設立 : 2005年8月30日

・事業内容 : ソーシャルテクノロジーによるマーケティング支援事業



アライドアーキテクツとは



アライドアーキテクツは、ソーシャルテクノロジーによる生活者マーケティングの実現を支援します。2005年の創業時から一貫して生活者を社会の主役と位置づけ、企業とのつながりを生み出す多様なマーケティング支援サービスを開発・提供しています。累計4,000社以上への支援を経て得られた豊富な実績・知見を活用し、世界中の生活者と企業のつながりを創出しています。2012年よりグローバル展開を開始し、現在はアジアや欧米など世界に向けてサービスを提供しています。

* 本プレスリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。



情報提供元: @Press