Global Mobility Service株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員/CEO:中島 徳至、以下「GMS」)は、低所得者層の人々による車両の利用を可能にする独自のFinTechサービスのフィリピンにおけるサービス提供の拡大に向け、同国首都圏都市であるナボタス市と提携しましたのでお知らせいたします。この度の提携により、同国におけるGMSの提携都市は、計5都市となりました。
フィリピン国は「Clean Air Act」法により、排気ガスの多い旧型車両(2ストローク車両)の新規登録の禁止・取り締まりを決定しているものの、ナボタス市内で走行するトライシクルの80%以上の車両は2ストローク式の旧型車両であり、市民がローンやリースを活用できないがために、排気ガスの少ない新型車両の普及が中々進んでいないのが現状です。
市民が新型車両を購入したくとも、市民の多くはBOP(Base of the Pyramid)層に位置付けられる人々であり、金融機関からの信用を得られないためにローンやリースを活用することは困難です。多くの人々にとって車両を現金一括払いで購入することはままならず、それ故に新型車両の購入が進まず依然として旧型車両が走行し続けているという実態があります。